LADです。今日は、最高気温35度の猛暑日となりました。外でのウォーキングに身の危険を感じたので、大型ホームセンターの中を、散策がてら、歩くことにしました。外は、熱風が吹いていました。
先日、幼稚園のお子さんをお持ちのお母さんから、偏食についての相談がありました。
食べられるものが、かなり限定的なので、幼稚園はお弁当で、本人が、好きな物だけ入れていればよかったが、小学校になると給食なので、いまから食べられるものを増やしたいが、どうすればいいかという相談でした。
我が家の娘は、ひどい偏食です。今だに、野菜は、きゅうり、トマトと枝豆、フライドポテトしか食べません。乳製品は一切食べず、とろみのある料理も好きではありません。
それでも、病気にもならず、大人の体形になりました。ビタミン類は、サプリメントで、補っています。
息子は、小学校の3年生くらいまで、野菜が、ポテトと枝豆スティック以外食べられませんでした。それが、成長期に、給食で、お腹が空いて、色々食べるようになって、今は、生トマト以外何でも食べるようになりました。
野菜を育てる経験や、お友達が美味しそうに給食を食べる姿、成長期の体の欲求が、偏食を無くしたのだと思います。
そんな娘と息子のことを、もとに以下の様なアドバイスをしました。
○絶対無理強いして食べさせることは、絶対しない。これを食べないと、好きな物を食べさないとか、嫌いな物だけしか、食卓に出さない等です。
→食べられるものが少ない子にとって、安心して食べられるものを取り上げてはいけません。食事自体が、苦行になってしまい、トラウマになります。
○無理強いでなく、調理の工夫、盛り付けの工夫は、OKです。
→例、ニンジンをすりおろして、ホットケーキやハンバーグに入れる。カレーに、カボチャやトマトを煮込む等。ピックや串に刺す。一口で、食べられるミニサイズにする等。好きなキャラクターの弁当箱に入れる等。
○本人に納得してもらうと、食べられるようになる。
→ニンジンを食べられるようになってから、「ホットケーキにニンジンが入っていたけど、食べられるようになったね。だから、豚汁のニンジンも食べられるっよ」と、種明かしをして本人に納得してもらう。お友達の「○○君は、牛乳飲めるんだって・・・」とか、アンパンマンのチーズは、チーズが好きだね等。
○その野菜がどういう風にできのか。魚は、どういう風に泳いでいるのか。食材がどう育ち、食卓に上るのかを見せる。
→プチトマトを家で育てて収穫して、食べる。釣りに行って、釣った魚を料理して食べる等。
○料理がどう素材から作られるか、見せる。一緒に調理する。
→アジをさばいて、パン粉を付けて揚げると、アジフライになる。ジャガイモの皮をむいて、細く切って、油で揚げるとフライドポテトになる等。
学校給食は、最初に先生に、「偏食があること、今、家で工夫しながら、取り組んでいるので、無理に食べさせないで欲しい。給食が嫌で学校嫌いになったら困る。家でフォローするので、給食は、まったく食べなくてもいいです」とはっきり、伝えておきましょう。
絶対、給食指導はしないで欲しいと念押しして言っておきましょう。息子は、給食指導で、無理強いして食べさせられて、吐いてしまった生トマトだけが、未だに、トラウマで食べられません。
偏食は、体調を壊す(栄養失調や腎臓病などにかかる)ほどでなければ、無理に直す必要は、私は無いと思っています。
小さいころは、「好き嫌いなく食べなさい、残していけません」という指導を受けますが、大人になれば、自分の好きな物しか買わないし、作らないし、食べませんよね。
相談のお母さんには、「偏食が気になるのは、学生時代の短い期間です。体調不良が無ければ、見守りましょうお伝えしました。
栄養バランスよく食べられるに越したことはありませんが、調理や提供の仕方を工夫し、本人の納得を得ながら、本人の経験と成長を待ちましょうとアドバイスしました。
【今日のいいとこ探し】
数日前に、絵を描いていた、山形新幹線を見に、東京駅まで行った息子。車体のラッピングの写真撮ってきてくれました。確かに、紅花とサクランボです。他にも、雪の結晶と樹氷(?)のイラストもありました。
母と話をしたことを覚えていて、わざわざ教えてくれました。人と思いを共有できるようになったことに、成長を感じました。
追伸
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