「サイニングストア」があるなら、「オーチズムストア」もあり? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、年に1回の配偶者検診に、行ってきました。バリウムを飲んで、胃のレントゲンを撮るので朝食抜きで行きました。

 

今回のバリウム、味はよかったのですが、胃に負担がすごくきて大変でした。家に帰ってから、胃痛で寝込んでしまったほどです。辛かったです。

 

朝日新聞の朝刊に、「手話で指差しで接客、サイニングストア開業」という記事が出ていました。

 

サイニングストアとは、手話(サイニング)を使う、聴覚障害の方が働くお店という意味で、日本ではスターバックスが数年前にオープンさせています。

 

今回は、日本生命本店の中にあるセブンイレブンが、特例子会社に勤める聴覚障害のある人だけで、運営されているという内容でした。

 

一般的な店舗と同じ商品陳列ですが、レジには、レジ袋の有り無し、支払い方法の書かれたシート(指示書)が置かれていて、買い物客が、それを指差しして、店員に伝える方式だそうです。

 

筆談用の筆記用具もあり、、レジ横の唐揚げなどの総菜は、写真カードを手渡して買うなど、様々な工夫が凝らされているそうです。

 

日本生命本社の中の限定店舗ということで、買い物客が固定されていて、障害理解があるので、働きやすいのではないでしょうか。商品の発注や品出しも任されているということで、働き甲斐もあるようです。

 

働き手を確実に確保できる店舗と、接客、店舗運営という新たな職種が増えることは、利用者、会社ともにメリットがあると思います。

 

「サイニングストア」があるなら、特性に配慮して「オーチズムストア」も出来るのではないかと思ってしまいました。

 

障害のある人の接客業といえば、市町村の公共施設や福祉施設に併設されているカフェやパン屋などだけです。

 

今、コンビニは、人手不足で大変だと聞きます。事業所の外注の仕事として、近くのコンビニと契約して、品出しやトイレ、店舗掃除などを、ジョブコーチさんと数名の障害者行い、各店を回るなど出来たらどうでしょうか。ここにも、働く機会があるような気がします。

 

【今日のいいとこ探し】

 

グリーンカーテンに植えたきゅうりが大きくなっていました。まだ背が伸びていないので、地面に近いですが、明日には収穫できそうです。

 

 

息子の植えた3本の野菜の苗。スティックブロッコリーとナスは大きく育ちました。オクラだけが、なかなか大きくならず、息子が心配しています。

 

「オクラに日光を当てるため、ナスの葉っぱを切ってもいい?」と、聞いたら、快くOKしてくれました。

 

以前なら、絶対葉っぱを切らせてもらえなかったと思います。何かを助けるために、何かを犠牲にできるようになった息子に、びっくりです。成長しました。

 

追伸

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