養護学校高等部は、就労にむけて1年生から一味違う | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、多肉植物を、新しく買ってきた植木鉢に植え直しました。小さい鉢で、大きく伸び伸びになっていた子たちをまとめました。これは、外で育ててみようと思っています。

 

 

地域の中学校の支援級から、養護学校高等部へ入学したお子さんをお持ちのお母さんから、「養護学校って、障害のある子しかいないし、特別支援の専門的な先生がいるから、もっとのんびりして、楽なのかと思った」ということを言われました。

 

養護学校の高等部は、卒業後の就労に向けて、1年生から親子ともに、動き始めます。

 

息子の通っていた養護学校の高等部は、入学試験の時の面談で、「お母さん、就労(就職)のことは、どう考えられていますか?」と聞かれました。

 

「出来れば、特例子会社とか、企業就労希望です」と、答えたら、「今から、進路をどうした以下の目標が決まっているのはいいですね」と言われました。

 

養護学校高等部では、1年生から、就労に向けて、親は、事業所見学へ行くように言われます。就労の流れや卒業に向けての説明会もあります。

 

子どもは、挨拶がきちっとできるように指導があり、立ったままでする仕事が多いので、体力作りで、朝の1時間目は、毎日マラソンや体操をしていました。体幹トレーニングもありました。

 

仕事の疑似体験で、校内会社を立ち上げて、クラス以外の子と担任でない先生がジョブコーチになり、実際の受注作業などをおこないます。

 

報連相の練習で、日誌をつけたり、クラスで発表や、メモを取る練習などもします。

 

普段から、授業を受ける中で、「働くために」必要なスキルを3年間かけて育ててくれるのです。小・中学生だった子どもたちが、すぐに、「働ける大人」には、なりません。

 

その子その子で、どういう風に、卒業に向けて準備するのかはわかりませんが。今たいへんなのは、将来のためですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、日中一時支援に出かけた息子。玄関で、ガーデニングをしていたら、息子が、庭仕事をしていた隣のおじさんと話しているところに、遭遇。

 

息子「おはようございます」

 

おじさん「大きな荷物だなあ、重くないのか?」

 

息子「お父さんとイカ釣りにいくので、そのための体力作りです」

 

おじさん「いっぱい釣れるといいな・・・」

 

しっかり、ご近所づきあいの出来ている息子でした。

 

 

追伸

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