具合の悪さをうまく説明できない自閉症の人の体調管理 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。午前中、曇りの天気予報だったのに、雨がぱらつき、慌て洗濯物を家の中に干直しました。

 

昨日、健康診断のことをブログに書いたのですが、自閉症の人は、自分の具合の悪さを、うまく説明できない子が多いです。

 

息子も、小さいころ、「のどが痛い」をうまく伝えられず、「首が痛い」と言って、小学校の支援級の先生から、休み時間中にお友達とふざけて転んで頭を打ったから、脳神経科へ連れて行って欲しいと、連絡がきたことがあります。

 

知り合いのお子さん(成人)で、事業所で転んで病院へ行ってレントゲンを撮ったら、もう治っていましたが、足の小指の骨が骨折した後があったという話も聞きました。親が気が付かないうちに骨折して、治ってしまっていたということです。

 

自閉症の子の体調管理で、親も本人もわかりやすいのが、「検温」です。今なら、コロナの関係で、熱を測ることが多いので、抵抗も少ないと思います。

 

コロナや風邪、インフルエンザの他に、体内の病気の炎症でも、熱がでます。骨折なども発熱を伴います。熱が高かったり、微熱が続いて、不機嫌だったり、いつもと様子が違えば、病気を疑いましょう。

 

本人にも、「37度以上の熱があったら、学校(会社)は、お休みです。病院へいきます」と、教えておけば、親が居ない状況、グループホームでの生活や一人ぐらしでも、健康管理の目安になります。

 

おなかの調子などは、下痢と便秘とは、どういう状況で、どう対処できるかを教えておくといいですね。

 

息子には、下痢なら、脱水症状にならないように、暖めた飲み物(アクエリアス)を飲むとか、整腸剤のビョフェルミンを飲む。ウンチが3日間でなかったら、おなかがウンチでいっぱいで、ご飯は食べられなくても仕方がないと、教えています。

 

健康すぎると、体調不良についての経験が少なく、語彙(だるい、しくしく痛む、がんがん頭が痛い等)が増えません。

 

他人に、自分の体調のことを伝える機会が圧倒的に少ないので、実際に、具合が悪いことを人に伝えてきません。人に伝えれば、病院にいったり、薬を飲めば楽になると知らないのです。

 

なので、親が子どもの様子をよく観察して、体調不良時に、どうすればいいか、誰にヘルプを出すかを、根気よく教えていく必要があります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

ガイヘルさんと、羽田空港に行った息子。

 

以前から、話していたとおり、アニメ「ポケモン」で、自分の好きなキャラが告白されなかったショックを癒すために、傷心旅行出かけていきました。飛行機と新プリキュア戦士ヤムヤムです。

 

 

空港の帰りに、引退したはずの小田急ロマンカーVSEを見れたそうです。謎解きミステリーツアーに使われていたそうです。

 

レアな電車を見れて、気持ちがハッピーになって、テレビアニメの件は忘れることにしたそうです。よかったです。

 

追伸

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