強度行動障害になるのは、思春期から・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、暖かったですね。玄関横のプランターのチューリップ満開です。葉ボタンの菜の花も咲きました。

 

 

「強度行動障害」について、話を聞く機会がありました。

 

強度行動障害とは、物を破壊したり、自傷行為や他害などで、周囲の人に迷惑をかける行動が多く、家族の支援だけで、家で生活することが困難になり、特別な支援が必要な状態をのことを言うそうです。

 

重度の知的障害や自閉症スペクトラムの方が多いそうです。自宅での生活が難しく、仕方なく施設で暮らす人もいるそうです。

 

強度行動障害になるのは、思春期からが、ほとんどだそうです。思春期の子どもは、親の背の高さを越し、自己主張が激しくなり、暴れたときなど、もう親では制止をすることが出来ないのです。

 

学齢期の適切でない支援や、誤学習しやすい環境で生活していた結果、思春期のメンタルの不安さから、強度行動障害を発症するようです。

 

二次障害なので、障害の特性や周りの環境を整えて、本人に合った支援や治療が長期に必要になるそうです。

 

自宅での生活が出来ない状態になり、施設入所を望んだ場合でも、強度行動障害を受けれてくれる施設がとても少なく、家族が疲弊してしまうという現状があるそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、会社に行く前に、忘れ物をしていないか声をかけます。「携帯は?PASMOは?腕時計は?・・・・持ちましたか?」の問いに、「持ったから大丈夫!」と元気に返事をしていたのですが、作業服入れたトートバックを忘れていきました。

 

仕事から帰ってきた息子に、「作業着忘れたけど大丈夫だった?」と聞いたら、「ロッカーに、予備を入れていたから大丈夫だった」と、報告してくれました。万が一を、考えていることがわかりました。成長ですね。

 

追伸

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