息子の震災当時の気持ちを聞くことが出来ました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会の定例会で、4/2の世界自閉症啓発デーの準備をしました。市役所の市民掲示板に、世界自閉症啓発デーとブルーライトアップのポスターを貼ってきました。

 

 

今日は、東日本大震災から、11年目でした。まだ、行方不明の方もいらっしゃいます。ご家族の心の痛みを思うと、胸が痛みます。また、大勢の亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈りいたします。

 

ニュースや新聞等で、東日本大震災のニュースをやっていました。その映像を見ながら、11年前のことを、思い出しました。

 

当時、小学校4年生だった息子は、学校の交流級の授業中に、地震にあいました。息子も、当時のことを思い出したようで、息子から、地震当日のことを話してくれました。

 

大きな地震が授業中に突然来て、支援級の先生が居なくて、とても怖かったこと。

 

防災頭巾では、怖かったので、支援級にもどって、〇〇先生の丈夫なヘルメットを借りたこと。

 

お母さんが、すぐ迎えに来てくれて、良かったと思ったことなど、当時の気持ちを細かく話してくれました。

 

私も、大きな地震が来て、息子のことがとても心配で家に遊びに来ていたお友達のお母さんに、娘を託し、息子を迎えに学校へ飛んでいきました。

 

怖くて泣いていた息子を、慰めながら、家まで歩いて帰ったこと、その後の両親や主人と連絡のつかない心細さ、息子を不安にさせないために、ビデオを見続けたことなど、いろいろ思い出しました。

 

今回、息子の震災当時の気持ちを、細かく聞くことができました。震災の当時は、怖がり、不安がるだけで、何を思っていたかわからなかったので、改めて、気持ちが聞けてよかったです。

 

こんな風に、昔のことを、息子とじっくり話せる日が来ると思いませんでした。このところ、「ぼく、もう大人だから・・・」ということが増えてた息子。こんなところにも、成長を感じます。

 

【今日のいいとこ探し】

 

妹が見ているアニメの声優さんのことが、インターネットのニュースに流れていたようで、帰ってきて、妹にそのことを伝えていました。

 

妹は、事前にその話題を知っていたようですが、兄からの話を、まずは、聞いてくれました。

 

妹の好きなアニメまで、チェックして、教えてあげようとする息子の優しさと、兄のことを、ちゃんと認めれくれている妹の心使いに、ほっこりさせてもらいました。

 

追伸

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