「小学校3年生までの勉強ができるようになる」ことが目標でした | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ご近所のお庭のしだれ紅梅、満開です。下を通ると、梅のいい匂いがします。緋寒桜もあちこちで花をつけていて、春を感じます。

 

 

4月から、小学校の支援級にお子さんが通うお母さんが、「小学校の勉強についていけるか心配・・・」と言われていました。

 

障害あるので、定型発達の子たちと、同じ内容を勉強するのは難しいかもしれません。その子その子のペースで、学んでいけばいいと思います。

 

一つの指針として、息子が、小学校に上がるときに、療育の先生から言われたことがあります。

 

それは、障害のある子でも「小学校3年生までの勉強ができれば、社会へ出て働ける」というものです。

 

どういうことかというと、国語なら、3年生までの漢字の読み書きができれば、簡単な本や説明書などの意味が分かる。算数は、掛け算、割り算、少数まで習います。理科では、重さ。社会では地域のことを学びます。

 

小学3年生までに、全部できればいいのでなくてよくて、養護学校を卒業して就労するまでに、理解して、身につければいいと言われました。

 

確かに、自分の名前、住所、言われたことをメモに取れる。簡単な報告が書けるというスキルは、特例子会社に就職するうえで、とても役に立ったと思います。

 

漢字は、支援級なので、宿題は無かったのですが、平日は毎日漢字プリントを1枚やっていました。また、週末は、短いですが日記を書いて、支援級の先生に月曜日もっていって、見てもらっていました。

 

ひらがな、カタカナが読めて、簡単な漢字がわかることで、テレビの字幕も読めました。テレビの映像と、字幕から、登場人物が何と言っているかを見て、学ぶことが出来ました。

 

テレビの見すぎはよくないという人もいますが、人との会話の基本や、コミュニケーションの仕方を学ばせてもらいました。息子にとって、テレビは、とても大切なツールでした。

 

幼児療育の時に、このことを教えてもらえて、本当によかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘が、夕飯いらないというので、がっつり系飯で、肉巻きおにぎりを作りました。米俵に小さく握ったおにぎりの周りに、豚バラ肉を巻いて、焼き肉のタレで甘く焼き付けます。

 

ご飯が多くて、中まで味がしみこまず、ちょっと残念な味になりました。すると、息子は、焼きノリを台所から持ってきて、肉巻きおにぎりを巻いて、おいしそうに食べていました。

 

料理の下手なお母さんの失敗を、息子が、ノリの味変で、ナイスリカバーしてくれました\(^o^)/

 

追伸

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