LADです。駅で、県が作ったヘルプカードのポスターを見つけました。英語訳もついていて、いい取り組みだと思いました。
養護学校高等部3年生のお母さんと話をする機会がありました。年明けになって、卒業後通う事業所が決まったということでした。
卒業後に働き始めた事業所や会社で、ずっと働く人は、全体の半分くらいだと思います。息子と一緒に卒業した同級生で、もう何人か事業所を替えた子がいます。
辞めることになった理由は、様々です。
○今いるメンバーと折り合いがつかなかったケース。
→例、声の大きい人が苦手。特定の人に、毎日ちょっかいを出されて困ってしまった。特定の職員さんに固執してしまい、その人が居ないと大荒れしてしまう。
○仕事内容が合わない
→例、じっと座ってする仕事ができず、立ち歩いてしまう。感覚過敏があり、大勢で一緒に仕事が出来ない。仕事内容に興味がもてない等。
○支援者の指導・支援が合わない
→指導の際の言い方や、叱り方などに、本人が恐怖を覚える。仕事に行き渋りするようになった。
事業所を辞めた場合は、次に通う、事業所を探すことになります。今の事業所の相談員が相談にのってくれます。
今までと、違うタイプの事業所を選ぶことが大事です。最初に居た事業所で、子どものストレスになったこと、NG対応などを、洗いだしておきます。2週間ほどの実習をしてから、正式に入所になります。
特例子会社や一般就労は、契約をしている相談支援事業所へ、次の就労について相談します。就職でなく、就労支援事業所に行くという方法もあります。
中堅企業以上は、障害者を、一定数雇わないといけないので、誰かが辞めて空きがある場合は、ハローワークに、すぐに募集がかかります。
障害者就労は、やり直しがきくということです。「ご縁」の様なところもがあると思います。
「せっかっく、特例子会社に入ったのだから、辛くても辞めない」と子どもに強要せず、「会社に行くのが辛ければ辞めてもいい。職場が合わないなら、頑張らなくてもいい」と伝えましょう。
事業所・会社をを辞めたことによって、新しい出会いが期待できまると思います。
【今日のいいとこ探し】
昨日、夜、11:30近くまで起きていた息子。今日は、9:30になったら、「明日は、仕事だから、疲れちゃうからもう寝ます」と言って、そそくさと、2階の自分の部屋へ行きました。
体調管理が、きちっと出来るのようになってよかったです。
追伸
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