自分から行動出来る子にするコツ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間、寒かったですね。12月下旬の寒さそうです。本格的に、冬がやってきましたね。息子の部屋と寝室にデロンギヒーターを入れました。娘の部屋は、デロンギ置き場まで行けないので、まだ入れていません。部屋を、片付けて欲しいものです。

 

朝、主人が洗面所に行くと、髭剃りのシェービングフォームが新しくしてあって、空いた缶が、水道のわきに置いてあったそうです。朝一、髭剃りした息子が、やったようです。

 

シャンプーや歯磨き粉は、「お母さん、無くなった~買ってきて・・」と、教えてくれるのですが、シェービングフォームは、「替え」を、ストック入れの引き出しに買ってあったので自分で出して使ってくれたようです。

 

ストック棚に、シャンプーやボディソープ、洗剤の買えパックが入れてあります。物のストック場所を、決めることが、自分からやってくれるようになるコツだと思います。

 

冷蔵庫の紅茶や生茶、アクエリアスの1.5~2リットルのペットボトルも、ストック場所決めています。家族のルールで、飲み切った人が、ペットボトルを洗って、次のペットボトルを補充しておくことをしてもらっています。

 

本人だけに、教えるのでなく、家族みんなのルールにして、親や兄弟がお手本になり、行動することが大事ですね。

 

学校などでは、クラスのルールや学校全体で取り組むなど、してもらえるといいですね。

 

自分から行動してもらうには、何をすればいいか、すぐわかるように環境を、親や支援者が整える。本人がやったことを、否定したり、叱ったりしなくていいように、準備をしておく。

 

例、食事の時に、自分で麦茶を冷蔵庫から出して、コップに入れて飲む。

 

①普段から、冷蔵庫に麦茶をつくって、最初は、お手本になるように、親が食事前にとってきて、子どものコップに入れるのを見せておく。

 

②冷蔵庫に、麦茶のポットだけを入れておく。気がちらないように、麦茶以外の飲み物を入れない。ジュースが入っていたら、とってきてしまうかもしれません。とってきてしまったら、怒らないといけなくなります。

 

③注ぎやすいポッドにする。こぼしてもいいように、トレーの上で、コップに入れてもらう。こぼしてもすぐふけるように、台ふきんを用意して置く。こぼしたら、自分で拭いてもらう。

 

失敗しても、どうフォローすればいいかを、子どもに教えて、怒らない。自分でやれたことに、自信がつけば、次の行動も自分でやろうという、モチベーションにつながります。

 

障害があっても、自分のことは、自分でやりたいものです。まったく出来ないこと、無理なことは、手伝ってもいいですが、自分で出来ること、出来そうなことは、親の手助けをちょっと控えて、失敗しても自分でやってもらうようにしてみましょう。

 

自分から行動することで自信がつけば、将来の自律に繋がります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先週の土曜日、娘が、生まれて初めてパフェを食べて、感動して帰ってきました。生クリームがダメなので、今まで食べたことが無かったのです。

 

チョコパフェだったので、チョコクリーム、コーンフレーク、メルティキッスチョコ、ブラウニーが入っていたそうです。

 

家でも作ってみたいけど、チョコクリームとメルティキッスチョコが無いという話を、娘と母でしていたのを聞いていた息子が、今日、仕事帰りに、メルティキッスチョコ、駅前の「お菓子のまちおか」で買ってきてくれました。

 

 

抹茶味は、自分のだそうです。冷蔵庫に、入っていました。本当に、優しいお兄ちゃんです。

 

 

追伸

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