自閉症映画「梅切らぬバカ」を観に行ってきました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。娘が、久しぶりにお友だちと、東京まで出かけたのですが、「眼鏡を、家に忘れた。肝心なイベントが見えなくなってしまう。助けて!」という、ヘルプのLINEが来ました。

 

半分、パニックになったのでしょうか、LINEの連打がきて、「持って来てほしい」というのです。

 

忘れたことで、不便をして反省をしてもらおうかとも思いましたが、前々から楽しみにしていたお出かけなので、眼鏡がないことで、メンタルが崩れてしまい、一緒のお友だちに迷惑をかけるのも悪いと思ったので、1時間かけて、届けにいってきました。

 

時間ギリギリになってしまいましたが、自閉症映画「梅切らぬバカ」を、主人と観にいってきました。

 

ここからは、少しネタバレなので、注意してください。

 

高齢の母と50歳近い自閉症の息子の日常を、「誤解されやすい自閉症」、「親亡き後問題」、「障害者施設と地域住民問題」などをからめて、丁寧に描かれていました。

 

グループホームへ入所のくだりは、「息子が、既存のグループホームに空きがあるからと、入ったらどうなるのか・・・」と、考えさせられました。

 

福祉団体の代表が、親亡き後を考えて、グループホームへの移行を促してくれたり、トラブルになった時に、「お母さん、ここは、私たちに任せてください」と、表に立って親身になってくれる姿に心を打たれました。

 

息子が入るグループホームを選ぶなら、やはり福祉団体の運営しているところがいいなあと、しみじみ思いました。

 

この映画を観て、全員ではないが、必ず自閉症を理解してくれる人は要る。理解してもらうには、卑屈になるのは違うが、こちらもオープンに誠実に接することが大事だと思いました。

 

あとは、主人公の忠さんが、馬好きだというところにも、共感させてもらいました。

 

観た人達が、「この親子は、どうなっていくのだろう。でも、きっと大丈夫だよね・・・」と、いろいろ想像し、考えさせられるラストでした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、息子が東京のアニメイトに、大好きなプリキュアの限定アクリルキーホルダーを買いに行くと聞いた娘が、自分もアニメイトに行くので、買ってきてあげると言ってくれました。

 

息子は、おこづかいのほとんどを、アクリルキーホルダーの収集にあてています。専用ホルダーのことは、娘に教えてもらいました。

 

 

兄妹2人で、買うモノのチェックや、お金のやり取り、無かった時の対応など、いろいろ打ち合わせしていました。アニメ好き同志、いい感じのつながりが出来ています。兄妹仲がいい姿に、ジンときました。

 

 

追伸

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