LADです。今日の最高気温は、22度、急に涼しくなりました。でも、ご近所のお庭でハイビスカスの花が、まだ咲いていました。昨日までの気温でまだ花が咲いていたようです。
「障害者だから、出来ない、始めからやらせない、せっかく作ったものも安くしか買い取らない、なので賃金が安くなるのは仕方がない」ではなく、障害特性を生かす方法を考え、その対価をしっかりと払うという姿勢をとる企業が海外で見られるようになってきました。
福祉の版の「フェアトレード」を進めてほしいと、思っています。
障害者の特性を理解して、障害者雇用を率先しておこなっている海外企業の例を挙げてみたいと思います。
今日、ニュース番組で、去年、上海にオープンした「熊爪珈琲」という
聴覚障害者を多く雇用をしている、持ち帰り専用のコーヒーショップを取りあげていました。
「熊爪珈琲」では、インターネット注文、決済をすますと、顔が見えない小さな壁の穴から、もふもふの熊の手がコーヒーを手渡してくれます。インスタ映えすると、今では、中国国内に6カ所支店がある、人気のスポットになっているそうです。
耳の聞こえなくて、うまくしゃべることが出来ないので、バリスタの資格をもっていても仕事が無かった人たちが、自分たちで、どうすれば仕事が出来るかを考えて作ったのが「熊爪珈琲」だそうです。
素晴らしいアイデアだと思います。自分たちの特性と、現代の電子決済システムを上手く利用したビジネスです。
以前、NHKの番組でやっていたのは、2014年にできた、ハリウッドで映画やテレビの映像加工を行うスタジオ「エクセプショナルマインズ」です。スタッフ20人全員が、自閉症スペクトラムだそうです。
視覚効果(VFX)の映像加工をまかされていて、例えば、撮影時に使用したワイヤーを映像から消したり、グリーンバックで撮影された映像にCG処理をしたりするそうです。スターウォーズやアベンジャーズの映画の仕事もしたそうです。
視覚効果の仕事は、とても細かく、時間がかかり、集中力を要する作業です。その仕事と、自閉症の「細部にこだわる」「集中力が高い」といった特性がマッチするのだそうです。
是非、日本でも、障害のある人の能力を、きちっと評価して、お給料や工賃をしっかりもらえる仕事とマッチングする企業が生まれるといいと思います。
【クスっと、コーナー】
テレビを見ていたら、「100万円もらったら何をしますか?」という質問をしていました。息子が、「僕なら、100万円あったら、お父さんとお母さんをホテル三日月に招待する」と言ってくれました。優しいむすこです。
それを聞いた娘が、「私のこと、のけ者にした」と、言ったら、息子が「とばっちりだけど、○○も招待するから・・・」と、言っていて笑ってしまいました。
「とばっちり」の意味を正しく理解せず使っていたので、訂正しました。「とばっちり」は、そばにいて、一緒にひどい目にあうことで、いい意味で一緒に行くことには、使わないと説明しました。
理解してもらえたらいいのですが・・・・
追伸
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