運動会について、学校へのお願い | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。台風16号の影響なのか、最高気温21度と肌寒い1日でした。息子には、ウィンドブレーカーを着ていくようにいいました。靴下も長めを出してきました。

 

昨日、運動会についての想いをブログに書いたのですが、学校へのお願いをどう書いたのかという質問がありました。

 

これは、息子が小学校5年生の時に、支援級と交流級の先生宛に書いて渡した「運動会についてのお願い」です。毎年、運動会練習が始まる前に書いて、渡していました。

 

 

学校へ渡す資料は、あまり長いとみてもらえません。なので、A4サイズで、写真や区切りなどを見やすく工夫しました。サポートブックですね。

 

上段に、運動会練習が始まると不安定だか、息子がどう思っているかを説明。

 

例、赤と白組どちらが勝つか分からないので不安。聴覚過敏があり、ピストルの音が怖い。運動会当日、観客が沢山いて落ち着かない等

 

下段に、運動会練習に、どうすれば参加しやすくなるか。学校への提案を具体的に書く。必ず、親が協力してあたることを宣言しておきます。

 

例、運動会練習をする時、本人が何参加するのか、具体的につたえてください。何をするか、わからない状況で練習に入らないでください。

 

本人の居場所を、わかりやすく示す。「〇〇君の後ろ」や座る座布団に名前を書く。自分の居場所が分かると落ち着けます。

 

最初は、どの競技も、みんながやることを離れたところから見るだけです。それでも、きちっと観察しているので、納得できれば、練習に参加できます。

 

先生向けのメッセージとして

 

「親としては、無理の無い範囲で、他の子たちの迷惑にならないよう、本人の意思を尊重して参加出来ればいいと思います。みんなと同じにやれなくてかまいませんと、書いておきました。

 

「みんなと同じでなくていい」と、親が宣言することで、先生方も肩の力が抜けて、子どもに、無理強いしたり、みんなと同じことをさせようとしなくなり、余裕が生まれます。

 

先生がカリカリしていないだけで、子どもたちは、ずいぶん救われると思います。

 

運動会は、親がどう参加させたいか、本人がどうしたいのか、早めに、学校と話合うのが大事だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

Instagramをしている息子。今日書いた漫画のアニメキャラコラボの絵をアップする前に、「名前が書いてあるのはダメなんだよね?」と、母に聞いてきました。

 

以前から、Instagramにアップする時や、インターネット上では、自分の名前や住所、電話番号など、個人情報を、絶対あげてはいけないという約束にしていました。

 

息子の言っている「名前」は、漫画のキャラクターの「名前」でした。漫画のキャラの個人情報は、あげても大丈夫と説明したら、楽しそうに、描いた絵をアップしていました。

 

母との約束を、しっかり守る息子でした。

 

 

追伸

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