息子の「ぼやき」や「独り言」をスルーする力がつきました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温30度こえ、また夏に逆戻りした気分です。ご近所のお庭の朝顔が、まだ咲いていました。夏の名残ですね。

 

 

息子は、3歳半まで、意味のある言葉が出ず、ジャーゴン(造語)だけでした。それが今では、超おしゃべりで、日がな独り語をずっと言っています。

 

仕事中は、1人の作業の時は、OK。周りに人がいる時は、NGというルールになっていて、それは、守れているようです。


成長して、「ちょっとしゃべらないで、静かにして・・・」と言えば、黙っていてくれるようになりました。でも、気持ちが盛り上がっていたり、自分の空想の世界に浸っているときは、ぶつぶつ、時には、身振り手振り付きの一人劇のようになります。

 

そんな中で、母に聞いて欲しい時もあるようなのですが、自閉症スペクトラムの特性で、言葉に方向性がないのです。すなわち、本人の「ぼやき」です。

 

小さくて、言葉の出ない頃は、ちょっとした息子の言葉、例えば「ジュース」といったら、すぐジュースを出すようにしていたのですが、今は、様々な言葉も使えますし、周りの人は、親のように息子に注意をいつも向けている訳ではありません。

 

なので、小学校高学年くらいから、親の注目(注意をひかない)、「ぼやき」は、スルーするようにしていました。

 

例、「お母さん、ジュース飲みたい」と誰宛てなのかを示している場合か、母の視界に入ってきてから、「ジュースちょうだい」と言った時だけ、反応してジュースを渡すようにしました。

 

それ以外は、「ジュース、ジュース」といっていて、ジュースが欲しいだろうと気が付いていても、スルーしました。

 

言葉が沢山でて、「独り言」、「妄想のワールド」が全開の息子のおしゃべりに対して、母のスルー「力」は、格段に上がりました。こうしないと、生活がなりたたないので、関係ない話、注目を求められていない場合は、聞き流せるようになりました。

 

リビングで、パソコンをしていてる時に、息子が「独り言」をいっていても、しっかり作業ができます。

 

しかし、先日、このスルー「力」を、旦那に発揮していまい失敗しました・・・・

 

こちらが集中して作業をしている時に、「明日、ガソリンいれてこようか」と、話しかけてきた旦那を、さくっと無視。「母宛てでない」、「視界に入ってこない」、なら、この話かけは、スルーしてOKと、とっさに想ってしまったようです。

 

スルー力を、鍛えすぎたようです (>_<)

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、一日ゆっくりする日といって、外出はしませんでした。朝、5:45に起きてきて、テレビの占いを見ていました。昨日、明日会社休みだからと11時まで起きていたので、しっかり昼寝していました。

 

働く日と、お休みの日のメリハリがつけられるようになってよかったです。