自閉症の子の台風への備え | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。テレビで、金木犀の花が2週間も早く咲いているとやっていたので、ご近所の垣根に確認にいってきました。数は少ないですが、もう咲いていました。先日の長雨と気温の冷え込みのせいだそうです。

 

 

台風14号が、本州横断をするようです。自閉症の子にとって、台風は、色々な意味で、大変な存在です。

 

まずは、自閉症の感覚過敏の症状で、気圧の乱高下に、気分や気持ちを左右される方が多くいます。台風でなくても、気圧が下がる時は、要注意です。

 

スマホアプリの「頭痛~る」は、気圧の変化がグラフで出るので体調管理に重宝しています。我が家は、家族全員スマホに入れて、体調不良の症状が出た時に、チェックして対応しています。頭痛や倦怠感などは、けっこう気圧に作用されます。

 

暴風雨になる前に、シャッターを閉めたり、庭の植木鉢などの避難をします。停電に備えて、キャンプ用のランタン型の広く照らせる懐中電灯と、各自1つづつ懐中電灯を用意しておきます。

 

停電になったら、パソコンやテレビが使えないことを、息子に説明しておきます。夜なら、早めでも寝てしまうつもりです。

 

食事も、ガスは使えますが、電気が使えません。カップ麺や菓子パンなど、簡単に食べられるものを準備しておきます。

 

あと、台風や大雨で予定が変わるこはよくあります。息子は、小学校の頃、雨や気温が低く、大好きなプールに入れないと、、パニックを起こしていました。

 

社会人になって、台風で、会社からの指示で有給をとることになった時は、なかなかそれを受け入れられず、家出1日イライラして大変でした。

 

天候は、人がどうにかできる問題ではないので、どう対処すれば、ショックが少なくて済むか以下にあげておきます。

 

1)天気予報を見せて、明日の天気を、ある程度予想してもらっておきます。時間をおいて、何回か見てもらい意識付けておくといいです。見通しを立てます。

 

2)以前、同じようなケースのことを思い出してもらい「○月〇日の時、台風で学校お休みだったよね。明日は、どうなるか、天気予報をみようね」

 

3)判断を下す人、方法を、はっきりさせておく。台風なら、気象庁から暴風雨の警報がでているか、会社では、施設長さんが出勤の判断をします。親が決めることではないということを、言っておきます。

 

4)雨天スケジュールを、本人にすぐ提示できるようにしておく。「会社は、有給でお休みです。家で、動画を見ながら、キャラ鉄の絵を描きます」という感じです

 

5)楽しみにしていたことが、中止になるのなら、代わりに、本人が楽しかったり、うれしいことをスケジュールにいれると、モチベーションが保てると思います。

 

天候での予定変更は、自閉症の特性として、なかなか受け入れがたいです。特に、小さい頃は、経験が少ないので不安が大きいです。

 

でも、年齢があがると、「天気は、しかたがない」という、「達観」の境地になります。そこまでは、上記の方法で、子どもの不安や不満に付き添うといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

毎晩、パソコンから自分の作った電車のパワーポイント画像を印刷しているのですが、なぜか、印刷機を認証しなくなってしまいました。

 

最初は、独り言で「プリンターオフラインで印刷できない、おかしいなあ・・・」と、言っていたのですが、親がその言葉に反応しないようにしていたら、自分から、「お父さん、プリンターがおかしいです」と、ヘルプを出すことができました。

 

 

追伸

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