自閉症の人のコロナワクチン接種が集団接種になる訳 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、暑かったですね。夕方のウォーキングで、汗だくになってしまいました。まだ、暑さに体がなれていません。熱中症に、注意ですね。

 

12歳以上の療育手帳や精神手帳をもっている人は、「基礎疾患のある人・・・」の範疇にはいり、申請をすれば、コロナワクチン接種券が配布されています。

 

しかし、実際に、ワクチン接種をしようとすると、かかりつけの個人病院で予約がとれるところが、なかなかなく、市の集団接種会場で接種することになってしまうという現状が見えてきました。

 

事業所で、コロナワクチンを打つかどうかは、運営している福祉団体や事業所が決めます。

 

医師の確保が難しい、打つ際の支援が十分にできない。副作用などが出た場合に、職員だけでは対応ができないなどの理由で、コロナワクチン接種を行わない事業所が多くあることが分かってきました。

 

また、かかりつけ医での接種を勧められるのですが、自閉症の人のかかりつけ医は、精神科もしくは、児童精神科です。実は、精神科の医師は、市町村の医師会に入っていない場合が多く、ワクチン接種が出来ない病院が多いのです。

 

個人病院で予約をしようとすると、自分の病院にかかっていない障害のある人は、断られてしまうことがわかりました。

 

そうなると、障害の特性にあった支援をうけられるか分からないのですが、市町村の集団接種会場に、自閉症の子を連れて行って、コロナワクチン接種をしないといけない事態になっています。

 

集団接種会場へ、自閉症の子を連れて行って、コロナワクチンを打つには、準備が必要だということになりました。

 

自閉症の親の会では、実際に集団接種会場の下見をお願いしたり、受付や問診、注射接種の場所の写真を撮らせてもらい、手順書を作成したりと、いろいろ対応策を考えています。

 

親も、予約する際に、待つことが苦手なので、1番最初の時間や夕方の遅い時間などを選んで、あまり待たなくいいようにしたり、コロナワクチンの予防接種の大切さを、本人にわかるように説明して、納得させてから接種にいく。がんばって接種したらご褒美を用意するなど、出来ることは色々あります。

 

感染リスクを考えると、一日も早くコロナワクチンを打てるといいと思いますが、自閉症の子は、希望をしていても、打てる場所がみつからず、接種を諦めるケーズがでてくることが考えられます。とても、残念です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、息子でなく、娘のことです。今日は、1週間に1回の大学への登校日でした。帰りに、駅中のスーパーで、母の誕生日ケーキを買ってきてくれました。

 

 

バイト代から、家族分買ってくれました。母の分は、大好きなフルーツタルトです。美味しかったです。

 

 

追伸

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