ジャガイモの収穫における自閉症の特性発揮 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。実家の父と母が、コロナワクチン2回目接種が終わりました。父には、持病もあるので、少し安心できるようになります。我が家は、息子と主人が職場接種、娘は、大学より、バイト先のショッピングモールのほうが早そうです。

 

息子と、主人と3人で、私の実家のジャガイモの収穫をしました。葉や茎を片付けるのが私、掘るのは主人で、息子が、土からの掘り出しをしてくれました。約80キロを収穫しました。

 

 

右側が息子です。掘ったジャガイモを、「L・M・Sサイズ」に、分けて保管するのですが、選別してもらおうと思ったら、言葉の指示ではダメでした。

 

まず、サイズごとに、置く場所を地面に決めて、その後、「この芋、以下は、Sサイズ」、「この芋以上は、Lサイズ」という、目安になる見本の芋を息子に渡しました。

 

すると、見本の芋を地面に置き、その横に、ジャガイモを並べて置いて、「これS、これはM,こっちは、大きいぞうLサイズ・・・」と、サクサク仕分けしてくれました。

 

視覚支援を基本に、お手本を見せ、基準となる見本を、息子が分かる形で掲示できたので、仕事がすすんだと思います。

 

改めて、農業も、きちっと枠組みを作って仕事提供すれば、自閉症の人の働き口になると思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

虫が怖い息子。ジャガイモ畑で、ニジュウヤホシテントウを見つけるたびに騒いでいたのですが、土に埋めて駆除する方法を教えたら、片っ端から埋めていました。

 

怖いなら、見えなくすればいいという感じでしょうか。以前なら、逃げて畑に近づかなかったと思いますが、成長です。