自閉症の自分でやる気を出した時と、人にやらされた時の違い | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雨が降ったり止んだりのすっきりしないお天気でした。晴れ間をぬって、庭のメロンのネットを張ったり、月桂樹の剪定をしてトガリキジラミを駆除したりと、庭の手入れを色々しました。

 

先日の勉強会の続きのお話です。以前も、ブログに書いたのですが、自閉症は、「意欲の障害」であると、先生は、考えているそうです。

 

自分でやる気を出した時と、人にやらされた時の体の動かし方、思考力、モチベーションに、かなりの差があることが分かっています。自分の意思で動いた時と、人の命令で動いた時に、体の使い方が全く違うのです。

 

先生の例えを借りるなら、自閉症の子は、すごいエンジンを積んだ車なのですが、自分でエンジンをかければ、そのパワーを発揮してすごいスピードで走れますが、他人に無理やり押されても、ただの鉄の塊で、ぜんぜん早く走れないのだそうです。

 

自閉症の子にが、自分の意思で、生活できるようにするには、以下のポイントがあります。

 

〇意欲を出すには、自分で選ぶことが出来るように教えていく。

 →おやつに、チョコとドーナツ2つを出してどちらか選んでもらう。すぐ宿題をやるか、ご飯を食べてから宿題をやるか選んでもらう等。

 

〇スケジュールを立てることが大切

 →小さい頃は、理解できるように、親がスケジュールを提示して、その通り生活をおくることで、見通しがたち、安心してもらえる。次に、成長に合わせて、自分でスケジュールを管理したり、自分で立てたりできるようになってもらう。

 

〇親や先生の言うことを守らせてばかりいて、受け身にならないように気を付ける。

 →自分から動けるように、本人に選ばせて行動させる。指示待ちになってしまうと、大人になっても自分から動けない。自立が遠のいてしまう

 

本人の意思を無視して、親の都合のいいように動いてもらうということは、出来ません。また、してはいけません。自分から、やってみよう、やりたいという気持ちになれるよう、親は出来るだけフォローをしましょう。

 

【今日のいいとこ探し】

 

まん延防止措置の発令によって、大好きなプリキュアの誕生日限定のアクリルキーホルダーと限定カードを買いに行けなかった息子。がっかりしている姿を見て、娘がメルカリで、探してくれました。

 

値段は正規より、だいぶ高かったのですが、働いている息子は、「それでもいいから買って欲しい」と、お願いして買ってもらっていました。優しい娘です。

 

 

アクリルキーホルダーは、1つ1つ、丁寧にラッピングして傷つかないようにして持ち歩いています。宝物のようです。

 

 

追伸

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