「実体験」からしか学べない、「振り返り」を大切に | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、先日実家へ行ってタケノコを掘った筋肉痛が、遅れてやってきて、階段を踏み外しました。思うように足があがらなかったのです。年を取ると、すぐに筋肉痛は、こないものですね。気を付けようと思います。

 

娘の大学の履修の件が、最終的に落ち着きました。

 

2次募集で申し込んだ授業に実際に出てみて、先生も色々、対面式授業といっても、実際は、オンラインでも学校にいってもどちらでよかったり、先生が丁寧に説明をしてくれて、思ったより気持ち的に楽な授業もあることが分かり、ほっとしたようです。

 

娘の場合は、履修説明を読んだり、親や学生支援室の説明を聞いても実際に体験してみないと、不安を抑えることは、出来ません。論理的に説明を聞いてもダメなのです。

 

何かを学ぶ場合も、実際に体験したことからしか、学びません。仮想のやってみたことを想像して、そこから自分が学ぶのは、超苦手です。

 

もう、本人の特性といっていいので、とにかく、なだめて、ご褒美で釣って、時には、なかば強引に背中を押して、やらせてみる方法をとります。

 

その後、「どうして失敗したのか・・・」、「なぜ、うまくいったのか?」、「どこが不安に思ったのか・・・」などを、親子で、丁寧に振り返るようにしています。

 

今回なら、以下のような「振り返り」です。

 

〇やっぱり1年のうちにとれる授業数を増やしてよかったね

 →卒業に向けての負担がへったことを確認。但し、一般教養だとおもっていた授業が専門だった失敗あり。よく確認して申し込めばよかった。2年生で沢山、一般教養をとるように予定しておく。

 

〇大学の先生は、色々な人がいる

 →授業を実際受けてみて、これは、親の言っていた通りだった。面白い先生の授業は、苦にならないとわかった。「親の言うことは聞いてみてもいいかも・・・」という思いにつながった。

 

これからも、先に色々言うのでなく、「実体験」を積んでもらうようにして、失敗しっぱなし、理解しないままにしておかないように、親から「振り返り」を提案するようにしていこうと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日、歯茎が痛いといって、歯医者に行くことになった息子。歯肉炎予防で、口洗液を使うようになっていました。残りが少なくなって来たようで、母に教えてくれました。

 

 

自分で買い物をするチャンスなので、「いろいろな種類があるので、同じものでなくて、好きなのを買ってきてください」と、お願いしたら、自分で買ってくるといってくれました。

 

将来の自律にむけて、また一つステップアップするいい機会です。

 

 

追伸

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