LADです。地震、大きく揺れて、びっくりしました。東北の皆さん、お気をつけください。
朝、洋服がうまく着れなくて時間がかかってしまい、困っているという小1のお母さんからの相談がありました。
そこで、課題分析をすることを勧めました。洋服を着るということを。細かく、行動ごとに分けていき、何が問題で着替えに時間がかかるのか、チェックしていきます。
ざっくりと、行動を分けてみます。お子さんにとって、この行動のどこに時間がかかるのかチェックしていきます。
1)お母さんの用意した着替えをソファーに持ってくる
行動分析:テレビがついていたり、途中で靴下を落としてしまってりして、気が散る
対応:テレビを消す、おもちゃなど気になるものを片付けておく。着替えを籠に入れておいて、持ち運びやすくする
2)パジャマを脱ぐ
行動分析:ボタンが小さくて、外すのがたいへん。無理に途中で脱ごうとして時間がかかる
対応:ボタン無い、被るタイプのトレーナータイプのパジャマにする。ボタン練習をしたいなら、大きめボタン、穴を大きくして着やすくする
3)下着(ランニング)を着る
行動分析:前後ろを間違えて、着直すことが多い
対応:前に目印のアップリケを付ける、「まえ」と書く
4)シャツを着る
行動分析:問題がなく、1人で着れる。時間はかからない
5)ズボンをはく
行動分析:チャックとボタンに時間がかかる
対応:ゴム入りズボンにする、素材を、伸びるデニムやジャージ素材。型もスリムタイプでなく、ストレートにして履きやすくする。
6)靴下をはく
行動分析:かかとの向きを間違えて、何回も履き直す。左右間違う
対応:左右のない靴下にする。履きやすいように丸く折り込んで、足を入れやすくしておく。
課題分析することで、何が問題で、時間がかかっているのか分かってきます。時間がかからないように、子どもが1人で着れるように、素材をかえたり、ちょっと手伝ったり、親が工夫していきましょう。
スモールステップで、出来ることを増やしていきましょう。例えば、ボタンの練習は、大きめのボタンで、つまみやすく、穴も大きめにして、それが出来るようになったら、小さめボタンのシャツに替えていきます。
その子の能力や発達段階で、出来ないことを無理強いさせても、時間がかかるだけ、本人のやる気もそがれます。自分は出来ない子だと思いこみ、自己肯定感がさがってしまいます。
それよりは、出来ることを増やしていって、褒めてあげる回数を増やすことのほうが大事です。出来ることが増えれば、自己肯定感もUPします。
【今日のいいとこ探し】
家から出たがらなかった息子ですが、休日であること、コロナの感染症対策をしているので大丈夫なことを説明して、納得してもらい、2カ月ぶりにガイヘルさんと、お出かけしてきました。
すごく楽しかったようで、電車の写真も沢山撮ってきました。日々ストレスフルな生活なので、息抜きを上手くして、メンタルの安定を図ってほしいものです。
追伸
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