LADです。馬が大好きなのですが、コロナ禍で、始めた趣味が石膏モデル作り。ユニコーンのモールド(型)を、買って量産しています。色を塗って、100均で買った飾り棚に入れてみました。
親亡き後には、「成年後見制度」を使えばいいと考えていたのですが、色々と問題点があることが分かってきました。先日、親の会の方が、ポイントをまとめてくれました。
≪成年後見とは≫
○親がいる間は、成年後見人はあまり必要ない。なぜなら、事実行為(衣食住の多岐にわたる世話)は、後見人は出来ないし、やらなくていい。
○成年後見人の仕事は、本人の生活を成り立たせるために面倒をみてくれるサービスや人を探し、利用契約をして、利用料を支払う事、契約通りにサービスが提供されているかを監視し、本人のために使うお金の財産管理や行政手続きをするのが仕事です。
○権利擁護の制度である成年後見制度は、「代理権」、「取消し権」、「同意権」という権利を持つ。そのことは、本人からその権利を奪うことになるが、また他の権利侵害者から本人を守るということにもなります。
≪成年後見制度の問題点≫
○成年後見人は、「家庭裁判所の審判」によって選任される。親や、知人、知り合いが選任されるとは限らない。この人に、して欲しいといって出来るわけではない。
○成年後見人を付けると、一度申し立てしたら「本人に判断能力があり、付ける必要が無い」と審判されない限り、後見人が必ず付き、相性が悪いなどの理由で変えることができない。辞められない。
○成年後見人制度は、本人の意思決定でなく、「本人の最善の利益」のために、後見人が代理決定を行うものであるので、注意が必要。補助人、保佐人は、本人の同意を必要とする場合があるところが、成年後見人と違う。
○身寄りがない人、知的に重い人などは、成年後見人をつけないといけないが、障害者基礎年金+低い工賃で、どう後見人報酬を支払うのかが、問題になる。
○他害・破壊などの問題行動のある人の成年後見人を受けてくれるひとがなかなかいない。
成年後見制度は、息子のことを守ってもらえるが、制約が大きすぎる気もします。今のところ、申し訳ないのですが、やはり娘に、親の代わりに、息子のサービス利用の契約や財産管理をお願いすることになるのかもしれません。
私が死んでしまう、もしくは認知症になってしまうまで、あと20年から30年くらいは、あると思うので、それまでに、もっと制度や支援が変わって、安心できるようになっているといいと願わずにはいられません。
【今日のいいとこ探し】
手荒れが酷い息子は、朝、ひび割れてしまったところに、傷パワーパッドという防水の絆創膏を貼ります。
その防水と小さいサイズの絆創膏が、最後の1枚づつだったようで、「これとこれ(絆創膏の箱を持って来て)最後だから、買っておいてください」と、お願いしてきました。
種類を言うより、実物を見せた方がいいと思ったようです。母に視覚支援してくれました ( ´艸`)
追伸
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