LADです。今日も、爽やかないいお天気でしたね。桜の木の葉っぱが綺麗に紅葉していました。思わず写真を撮りました。
昨日、大学・高校入試のことをブログに書いたのですが、発達障害のある大学生の困り感について書きたいと思います。
せっかく大学に入っても、以下のことが原因で、学校生活が続けられず、退学してしまったり、困り感の酷さから、発達障害の診断を受けるケースが多いそうです。
○単位をどうとればいいか、自分で考えられずに、最初から挫折してしまう。卒業単位に足りない、逆に取り過ぎて、単位を落としてしまう等。高校までは、朝、学校に行って、そのまま授業を受ければよかったが、そういう訳ではない。
○テストだけで、成績がつかなくなる。レポート提出や発表、実験や実習、校外実習などが増えて、各教科によって、教授、クラスメイトが変わってしまい、ついていけなくなる。
○選択授業なので、授業と授業の間に空き時間ができると、その時間何をしていればいいかわからず、混乱しストレスを感じる。
○バイトを始めて、授業があるのに、どんどんシフトを入れられてしまい、それを断ることができずに、単位を落としてしまう。お金がもらえることがうれしくて、バイトにのめり込み、学校に行かなくなってしまった。
○昼ご飯や夕飯をどこで食べればいいか、迷ってしまう。学食や売店もあり、買弁や、もってきた弁当等により、様々な場所で食べられるのだか、それがストレスになる。
○親元を初めて離れての1人暮らし。食事を栄養バランスよくとることができず、栄養失調や病気になって倒れてしまう。生活が乱れて、結局実家へ帰ることになってしまった。
以上のような問題が、起こってしまうそうです。そこから、うつ病などの2次障害で、精神科へかかり、診断へつながるケースも多々あるようです。
親の会でも、お子さんが大人になってから診断を受けて、「まさか発達障害だと思っていなかった、どうしたらいいのかわからないので・・・」と、入会されてくる親御さんがいます。
大学も、一部の学校前提ですが、一定数、発達障害の子が在籍ししていることを前提に、「学生支援室」を置いて、単位のとり方から、学校外の生活のことまで、相談できるようになっているそうです。
オープンキャンパスを見に行ったところ、娘の進学希望の大学は、障害のある子の授業を手伝うボランティア募集をしていました。
障害者支援が、少しづつですが大学でも受けられるようになってきたことは、本当にいいことだと思います。どの大学でも障害者支援が広がるといいと思います。
【クスっと、コーナー】
土曜日に、JR東日本のマリオのスタンプラリーに出かけることにした息子。乗る電車の時刻表を確認していたのですが、本当に、分刻みでびっくりです。
1日に、何カ所回る気なのでしょうか。昼ご飯以外は、電車に乗り続けるスケジュールです。まさに、「乗り鉄」の醍醐味です。
追伸
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