自閉症の子の老後について考える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、すっきりしないお天気でしたね。台風14号も発生しました。息子の個展までには、通り抜けて欲しいものです。

 

昨日のブログでも書きましたが、親が高齢になり、自閉症の子どもも年齢が上がった場合、親亡きあと子どもの老後は、どうなるのでしょうか。

 

以前、書いたブログを参考に、知っている範囲でまとめました。

 

○事業所に通所している場合は、定年はありません。65才になった時に、老人の介護サービスを使うのか、今まで通りに福祉サービスを使うのか選ぶことが出来ます。

 

比較的、軽度の方は、老人サービスへ移行するケースが多いようです。

 

○就労継続B型事業所で働いていた人も、加齢による衰えを考慮して、勤務時間の短縮や作業内容についても見直しをするそうです。

 

具体的には、立ち仕事を止めて、受注作業に変更したり、屋外から内勤にしたり、生活介護の事業所へ移るなどで対応しているそうです。

 

○重度の人でも入れるグループホーム(居宅介護支援と組み合わせると可能)や居住型施設に入る。親御さんが高齢だったり、病気などの理由があると優先される。

 

○親が認知症や病気などで、自閉症の子どもの支援が出来なくなってしまったら、まずは成年後見制度をつかって、兄妹や親族にお願いすることになると思います。

 

○親亡き後、兄妹や親せきもいない場合は、どうなるのか。

 

どんなかたちでも福祉事業所や行政につながっていれば、成年後見制度、障害者年金、生活保護等を利用して、生活が保障される。身寄りがまったくないと、住んでいる市町村長が後見人になる場合もあるそうです。

 

○身寄りのない方で、グループホームでの看取りをするケースも出てきているようです。グループホームとしても、どう終末期のケアをするかについて模索中だという新聞記事がありました。

 

上記のことを考えると、単独の事業所でなく、複合型で、事業所を多数もっている福祉法人などの方が、年をとった時、親亡きあとは、安心だと思いました。

 

【クスっと、コーナー】

 

息子は、連日、仕事から帰ってくると、個展用のプラレールをリメイクしています。今日も、マスキングテープで、プラレールを巻いて、塗装していました。

 

 

写真右の「Mr.カラースプレー」と「タミヤカラー」のスプレー缶、どちらも「イエロー」です。なぜ、メーカー違いで2本買わないといけなかったのか、「???」です。

 

 

追伸

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