福祉サービスを頼ることに抵抗がないので・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。近所のお宅のお庭で、「彼岸花」が咲いていました。お彼岸の時期に咲くから「彼岸花」というのだそうです。季節は、秋にうつってきていますね。

 

 

いとこから、親御さんの介護の相談を、立て続けに2件受けました。

 

高齢(80代後半~90歳)の親御さんが、認知症の症状もでてきて、家族間介護だけでは、生活が成り立たなくなってきているというのです。

 

訪問介護やデイサービスの利用、将来的には、老人ホームやグループホームなどの利用を考えているのですが、親御さんたちは、福祉サービスを利用することに抵抗があり、拒んでいるそうです。

 

なかなか自分の親御さんに、「老人ホームへ入って欲しい」といい難いというのです。また、親世代は、家族以外の人からの介護は、嫌だと思うようです。

 

スペシャルニーズな子育てをしていると、福祉サービスに助けてもらわないと、生活が成り立ちません。息子の為、また家族の負担を減らすために、療育や移動支援、放課後デイサービスなど、いろいろ使っていました。

 

老人介護も、介護者の負担を減らすため、また、本人の身体能力の衰えを防ぐために、福祉の専門家の力を借りるべきで、福祉サービスは、遠慮なく利用するほうがいいことを説明しました。

 

まず、ケースワーカーさんに相談して、介護認定を受けることから始めて、何の福祉サービスが使えるか教えてもらうよう、アドバイスをしました。

 

お母さん、お父さんの説得は、難しいですが、こんな方法を勧めました。

 

〇デイサービスや老人ホームは、まず体験、見学に行ってもらう。気に入るところが見つかるまで、無理強いしない。

 

〇機能訓練や健康促進のメニューのある所を選ぶ。元気になる為、健康維持のために行くことを前面に出す。

 

〇家庭での介護に限界があり、専門家に任せたいという、子どもたち(いとこ)の心配や困り感をしっかり伝える。

 

〇費用の面は、自己負担金がいくらぐらいになるのか伝え、今まで払ってきた税金から、その他のお金が支払わることを、説明して、福祉サービスを利用しないともったいないという。

 

親の介護の為に、仕事を辞めたり、自分の家族との時間、自分個人の時間が無くなってしまうでは、ダメだと思います。なんとか、いとこのところも、うまく福祉サービスを利用できるようになればいいと思います。

 

福祉サービスを利用することに、我が家は、抵抗はありません。なので、将来的に、自分たちが年老いた時は、どちらかがもう片方を介護できるうちはいいですが、それが出来なくなったら、子どもたちの為に、早めに老人ホームに入ろうと、主人と話をしました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝一、台風12号が出来たことを、息子が教えてくれました。週間天気予報も見たようで、「金曜日の朝は、台風が関東地方に上陸するかもしれないので、会社は、大雨警報が出ていたら、自宅待機です」と、そこまで教えてくれました。

 

天気は、自分ではどうにもならないことなので、不安なようです。でも、天気予報を見て、なるべく自分で「見通し」を立てようとしていました。これも、成長ですね。

 

 

追伸

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