小学生までかかった、大のオムツ外れ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暑かったですね。グリーンカーテンの最後のきゅうりで、山形のダシ風漬物をつくってみました。ミョウガと青じそが夏っぽいです。

 

 

息子の小さい時のことを振り返っていて、たいへんだったなあと思い出したことがあります。それは、小学生までかかったオムツ外れのことです。

 

数年前のブログで書いた内容とかぶりますが、トイレトレーニングのことです。

 

息子は、おしっこは、自立して自分でトイレでできるのですが、小学校になっても、オムツでないと、大きい方をしませんでした。我慢してしまうので、なかなかオムツ外しが出来なかったのです。

 

小学1年生の誕生日を目標に、半年がかりでオムツ外しをしました。排泄の意味はわかるが、ルーチンでオムツでないとしない状態でした。

 

≪オムツ外しの方法≫

 

1)排便している時は、無防備なので、不安な気持ちになります。落ち着く場所として、息子の場合は、カーテンの裏でした。

 

2)おしっこをトイレでしているので、大きい方も、トイレでする約束にします。親がようをたすところを見せてもいいかもしれません(見せました)

 →便意をもよおし、オムツを欲しがったら、トイレの中で渡し、外へ出てこないようにします。トイレが落ち着く場所、排便の場所だと意識してもらいました。

 

3)排便したら、狭いですが、トイレの中でオムツを脱がせ、ウンチを流すところを見せ、おしりも自分で拭くように促し、練習しました。

 →親が、あらかたやったら、最後の仕上げを、便座に座らせて、本人に拭かせました。赤ちゃん用の、流せるウエットシートが便利です。

 

4)「トイレでウンチができてよかったね」、「小学生は、みんなトイレでウンチしてるよね」「かっこいいお兄さんの仲間入りだね」などと、息子の喜ぶ言い方で、めちゃくちゃ褒めました。

 →ウンチ、おしっこは、トイレでするものという意識づけをしました。

 

5)トイレで排便ができるようになったら、オムツを渡す前に、便座に座らせて、力(りき)み方を教えました。座って体を折り曲げると、お腹に力が入りにくいです。背中を起こして、下腹に力を入れるよう教えました。

 →座ったあと、力む場所、下っ腹と肛門であることを、教えました。親が座って力んだ時の腹筋を、息子に触らせました。

 

6)力み方も分かって来て、便座で練習した後、オムツを渡せば、すぐ排便できてきたら、最終段階です。6歳の誕生日には、オムツが無くなると決めて宣言しました。

 →半年前から、そう言い続けました。いきなり明日からでは、子どもも困惑します。子どもがわかりやすい日にちを設定するといいですね。例、6月1日からとか、2年生になったらなど

 

7)失敗してパンツにしてしまっても、オムツには戻さず、汚れたパンツを一緒に洗ったり、汚した場所を掃除するなど、子どもと一緒に片付けましょう。片づけを自分でするくらいなら、トイレでしようと思ってくれればいいです。

 

8)おしり拭きは、なかなか難しいスキルです。ティシュのあとに、流せるウェットシートで拭くと楽です。あとは、ウォシュレットの使い方を教えてしまう方が楽でした。

 

息子のオムツ(大)が、外れない時は、息子のお尻を拭きながら、母は、一生息子のお尻を拭き続けるのかと、ブルーになったことを思いだしました。スモールステップが大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

家のトイレをリフォームしました。2カ所とも新しくなりましたが、すんなり受け入れてくれました。

 

いつ、新しいトイレになるのか、もらってきたカタログを見せて先に、予習しておきました。

 

「このトイレが8月14日にお家にきます。リフォームして、壁紙もかわります」と、朝、予告して置いたので、混乱が無かったのだと思います。

 

 

追伸

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