企業就労に必要なスキル「困った時に連絡」「毎日通う体力」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、暖かく、風が強かったですね。今年も、ご近所のお爺ちゃんのお庭のサクラソウがきれいに咲いていました。毎年、種から育てていて、この花を見ると春を感じます。

 

 

先日ブログに書いた「企業就労するために必要だと思うスキル」について、どう子どもに身につけさせればいいのか方法が知りたいという質問がありました。その第二弾です。

 

※先日のブログ内容です

 

〇毎日会社に行ける体力。

 →休まないことが基本。1人分の戦力として、仕事の割り振りがされているので、休まれると困る。

 

 ※このスキルを身につけるには・・・・

 

体力をつけるのは、簡単にはいきません。小さい頃から、ウォーキングでも、ストレッチでも、野球やサッカー、スポーツジムなどなんでもいいので、体を動かす運動にチャレンジさせておくといいです。

 

養護学校は、体力つくりに、力を入れてくれていて、1時限目は、毎朝、体力つくりで、走ったり、体幹トレーニングをしてくれました。サポート校は、運動場のない所が多く、意識して体力を付けないといけないと思います。

 

企業就労や事業所、障害者就労は、どちらも立ち仕事が多いです。体力がないと、1日中、立って仕事をすることができません。

 

〇困った時に、連絡、仕事が終わったら報告ができる

 →一人で作業できる人でないと、ジョブコーチ(支援者)が足りないくなってしまいます。わからなければ、質問したり、電話連絡が出来ることが大事。終わったことを、自分から報告できることも大事なスキル。

 

※このスキルを身につけるには・・・・

 

携帯電話を使えるように、練習する。まずは、親と。次に、兄妹やおばあちゃんなど、親族に電話をかけさせる。あとは、ガイヘルさんのお出かけや親との外出時に、家に連絡を仕入れて練習する。

 

ワザと、息子が電話をかける状況をつくる。ガイヘルさんとのおでかけの途中で、14:00に必ず家に報告をさせていました。あと、途中での人身事故などのことも、家に連絡を入れてもらいました。

 

仕事が終わったら、頼んだ人のところへ報告することを習慣付ける。報告しないと終わらないように気を付けて、習慣化する。

 

わからないことは、親が、質問する姿を見せてお手本にしてもらう。スーパーでモノを探すときなどいい機会だと思います。子どもが困った時に電話をしてきたら、内容がどうであれ、かけてきたことを褒めてあげてください。質問すると、自分にメリットあると思ってくれれば幸いです。

 

上記は、私のとった方法ですが、少しづつスモールステップしていくのが大事だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、6時に家を出る息子ですが、今日は、「ずいぶん明るくなったね」と言っていました。冬至を境に、日が長くなっています。

 

冬の間は、玄関を出ると真っ暗で夜空に星が出ていました。今朝は、月は、出ていましたが、もうずいぶん空が白み始めていたので、変化に気が付いたようです。

 

追伸

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