「伝えること」の難しさを感じたけれど、視覚支援が有効でした | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ご近所のお庭で、雄しべのすごく長い紅梅を見つけました。調べてみたら、「鹿児島紅」という種類だそうです。珍しいですね。

 

 

娘の高校の広報委員をしています。今、冬号の追い込みです。デザイナーさんに、うまく、こちらの意図が伝わらないと、困っている人が続出。メールや原稿に、こう直してくださいと、指示を入れてもやってもらえないのです。

 

そこで思ったのが、息子の療育の基本の視覚支援。息子の自立課題を作ったり、息子に理解してもらう時やる方法「一目見てわかる支援」だと思いました。

 

なので、言葉の指示だけでなく、必ず写真を焼き増しして、サイズもその通りに縮尺して、こちらの希望する完成原稿をつくります。

 

さらに、修正箇所が目立つように、赤ペンで囲み、蛍光付箋を張り付けて、一目見て、どうすればいいのかを分かるように、修正原稿をつくりました。

 

≪一目見てわかる支援とは・・・・≫

 

〇子どもの理解力が違うので、自分の家の子が理解できる指示をだす

 言葉で言ってやれない→文字に書いて示す→実物を見せる、お手本で人が同じ動作を見せる

 

〇終わりがわかるようにする 

 例、自立課題のスプーンとフォークのマッチング、2つを合わせて袋に入れる(入れた見本をおいておく)、完成した袋をいれるトレーを用意する。スプーンとフォークが無くなったら終わり。

 

〇本人の目の前で、仕事が完了する

 目の前を流れていって、終わりが見えない、いくつやればいいかわからない仕事は、取り組みにくいです。これをやったら、終わりとなるのが、ベスト。

 

ついつい「これくらいできるでしょ」、「これが出来るなら、これもできるでしょ」、「こっちの考えをくんで行動してよ」と、親は、思いがちですが、この考えは、子どもを苦しめます。

 

なので、子ども目線で、一目見たら、自分が何をすればいいのか、わかる支援を目指すことは、大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

休日出勤ですが、予定通りに会社に着いて、午前中、普段通りに清掃の仕事。午後は、洗剤や資材補給をしたそうです。1:30まででよかったので、「仕事早く終わった」と、喜んで帰ってきました。

 

昨日、いろいろ考えて準備したので、今日は、安心して仕事に取り組めたようです。よかったです。

 

追伸

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