コップの底に水!ヘンな癖は、直した方がいい? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温17度と、4月上旬の気温でした。暖かく過ごしやすい日でした。昨日の雨で、空気が洗われたのでしょうか、夕焼けがすごく綺麗でした。

 

 

朝、息子の後に洗面所にいくと、歯磨き用のコップの底3㎝に、水が入ったまま、洗面台に置かれていました。息子の仕業です。

 

小さい頃からのヘンな癖で、なんでやるのか聞いたら「自分の後の人が使うから、溜めておいている」と言われました。

 

「他人の汲んだ水は、お母さんも、お父さんも使いたくないので、溜めておかなくていい」と伝えたのですが、なかなか治りません。でも、これは、家族だけで、他人に迷惑になる癖ではないので、厳しくやめさせていません。

 

本人が、落ち着いたり、安心するためにやっている行動は、制限したり、禁止しないほうが、安定して生活ができます。

 

ただ社会的にとか、他人が見て不快感をもつ、本人にもリスクが伴うような癖はやめさせるか、代替えの行動にかえていったほうがいいですね。

 

例えば、外で裸になってしまうとか、他害や自傷をするなどです。

 

代替えの行動とは、例えば、うれしいと人と叩いてしまう子には、ハイタッチを教えるとか、手を噛んでしまう子には、リストバンドを着けて、そちらを噛むなどが考えられます。

 

また、動作でなく、言葉が代替えになる場合もあります。例、交流級の教室を飛び出してしまう子に、「辛いので、○○級(支援級)に帰りたい」という言葉を教えると、「辛い」「帰りたい」という気持ちを伝えられるようになって、急に教室を飛び出すことがなくなったという話を聞きました。

 

禁止するばかりでなく、子どもの不安を理解して、やわらげるために「いろいろな方法がある」ということを伝えていくのも大事だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘と買い物にいったら、息子の帰宅時間に家に帰ることができなくなってしまいました。

 

LINEで、「買い物が終わらないので、5:45に帰れません。お風呂は、自分でお湯を入れてはいってください」と送ったら、家に帰ったら、息子は、ちゃんとお風呂に入ってました。

 

自立のいい練習になりました。

 

追伸

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