社会人になった障害者の支援について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。最寄り駅の線路沿いに、まだオシロイバナが咲いていました。日中、20度を越える日があるからでしょうか。色分けなうえに、この時期まで咲いているのは珍しいです。

 

 

県への要望書を書くにあたり、「社会人になった人たちへの支援」を充実させて欲しいとお願いをしました。その内容です。

 

社会人(成人)向けの居場所、余暇支援を増やして欲しいという希望が親にはあります。

 

学校を卒業した後、企業就労もしくは、事業所で働くようになると、放課後デイサービスや療育施設に通うことが無くなってしまいます。


特に、企業就労だと、相談支援事業所とは、契約をしますが、本人支援をしてくれるわけではありません。学びや余暇の場がなくなってしまうのです。働く時は働き、休日や仕事の後に、障害特性に理解があるところに居場所があると、人生が豊かになると思います。親も安心です。

 

また、事業所などは、3時半には、帰宅になるところが多いです。学生のうちは、放課後デイサービスがあるので、親が夕方まで働くことができましたが、事業所になると、それが出来なくなり、退職や転職を余儀なくされる親が増えます。

 

また、18才ということで、まだまだ色々なことを学ぶ必要がある年齢です。そこで、療育がなくなってしまうことは、子どもの可能性をつぶしてしまうことになります。

 

別な日に、厚生労働省の福祉担当の方のお話しを聞く機会があったのですが、今後の福祉支援施策の中に、成人向けの事情所や職場以外の療育・余暇支援をおこなっていくことが決まっているそうです。このことを、県にも伝えて、具体的な支援をお願いしました。

 

10数年前には、親が、子どもたちの放課後の居場所を作って欲しいと希望し、現在、放課後デイサービスが充実して、働きに出る親御さんも増えてきました。ライフスタイルに変化がでてきました。

 

これからは、社会人(成人期)の子どもたちの仕事後の居場所作り・余暇支援の充実を要望していこうと思います。また親亡き後、、成人期の次は、老齢期の支援をとも考えています。

 

障害があっても、子どもたちに楽しく充実した人生を送って欲しいと親は思っています。一度には出来ないことだと思いますが、これからも、子どもたちの為に、要望をしていこうと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

新しい掃除の機械、なかなか体力がいるようです。「筋肉ついてきた」と、風呂上りに、上半身裸で腕の筋肉と、腹筋見せてくれました。

 

男の子ですね。筋肉つくと、嬉しいようです。

 

 

追伸

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