LADです。今日は、一日スッキリしないお天気でしたね。ご近所のお庭で、ほうずきを見つけました。小さい頃に、中の実をもんで、風船を作ったことを思い出しました。懐かしいです。
明日は、天皇陛下の「即位の礼」で、首都高速や皇居の近辺で交通規制がひかれるとテレビで放送していました。
今回は、祝賀パレードが111月10日に、延期されているので、駅の交通規制はなかったのですが、パレードがあったら駅も普通に使えなかったと思います。
このような、国事やサミット、オリンピックなどの厳戒体制の時に、障害のある子、自閉症の子への影響は、どのように起こるのでしょうか。
実は、地方からの応援の警察官というのが、かなりネックになります。また、普段、使っている公共交通機関も、応援で違う駅や路線の職員さんが応援にきていると思われるのが、この人たちも、同じく障害のある人たちにとって、やっかいです。
自力通勤、通学している子たちは、毎日同じ駅、同じ路線、同じ電車、バスに乗っています。駅員さんや運転手さんとも、顔なじみです。
自閉症独特の落ち着かない行動(跳ねる、グルグル回る、揺れる等)、独り言(大きな声、オウム返し、駅の構内放送のマネ等)、駅員のマネ(出発進行!手の合図等)も、運行の邪魔にならない、人に危害を加えないとわかっているので、注意したり、職務質問したりはしません。
しかし、慣れない地方からの警察官、応援の駅員などは、自閉症の人を不審者を勘違いして、声をかけたり、職務質問したりします。
安全対策が職務なので、仕方がないのですが、大きなイベントのたびに、本当に多くの障害のある人たちが、駅で呼び止められ、困惑します。
ルーチンで、いつもの電車に乗りたい、遅刻したくない自閉症の人は、警察官の職務質問を、無視したり振り切って、そのまま行こうとします。すると、そこで「逃げようとした」と、勘違いされて、つかまったり、怒鳴りつけられたりとトラブルが起こります。
また、質問にオウム返しで答えることが多い自閉症ですから、それで、誤認逮捕につながったケースもあったそうです。警察官が、「これは、あなたがやりましたね」と聞けば、「やりましたねぇ」と、オウム返ししたら、罪を認めたことになってしまったそうです。
また、早口で、矢継ぎ早に質問されると、最後の言葉や、分かる言葉しか聞きとらず、「わかったのか!」と聞かれれば、わかっていなくても「わかった」と答えるでしょう。
そんなことになったら、大変です。なので、限界体制時のトラブル回避方向は、以下です。
○困った時に、親や、会社、事業所のに連絡が出来るように練習しておく。
→自分で電話がかけて説明ができるなら、それでいいですし、それが難しい場合は、「お助けカード」を作りましょう。親の連絡先や、伝えたいことを書いて、読めばいいカードです。自分から、話すのが苦手な子には、支援グッズになります。
○「ヘルプカード」、「練習中ですカード」を、子どものリュックやカバンの見えるところに着けておき、スペシャルニースな子であるということを、アピールしておきます。
→息子の「ヘルプカード」には、「名前は、○○○です。話し言葉がうまく理解できない時があるので、紙に書いてください。何か、困った時は、下記へ連絡ください。母携帯○○-○○、勤務先○○-○○」と、電話番号が書いてあります。
○交通規制がいつ、どこであるのか、親が、調べておいて、子どもに、情報を伝えることも大事です。自分に興味のないことは、情報収集さえしないことが多いので、そこは、親がフォローです。
→11月10日の祝賀パレードの日は、東京都内へ行かないように、息子に伝えてあります。「君子危うしに近寄らず」、トラブルになりそうなところへ行かない(近づけさせない)のも、大事な回避方法だと思います。
以上。
制服を着ていたり、小さいうちは、職質にあうことはないのですが、体が大きくなると、悲しいかな、痴漢や不審者扱いを受けることが、男子ではでてきます。一人で、行動する子は、自衛策を立てないといけないと思います。
【今日のいいとこ探し】
昨日のお昼に、すき家の牛丼を食べに行ったのですが、その時に、息子は、3色チーズ牛丼を頼んで食べていました。
母が、漬物を食べていたら、「野菜が、牛丼の玉ねぎだけなので、漬物を半分ください」と、息子が言ってきました。
栄養が偏らないように気にしているのが、よくわかりました。健康志向な息子です。
追伸
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