夏休み明けの支援級の先生に渡す「お願い」 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝は、土砂降り、昼間もどんよりとした空で、雨が降ったり止んだりすっき市内お天気でしたね。

 

 

もう新学期が始まっている学校もあるようですが、9月からという学校が多いと思います。リビング掃除で出てきた資料の中に、「夏休み中の○○(息子の名前)の様子」と、いう小5の時に支援級の先生宛てたものが出てきました。

 

「2学期からの参考にしてください」と添え書きがしてありました。内容は、以下のとおりです。息子の夏休みの過ごし方や、新たに興味をもったこと、体調についてなどを、A4サイズの紙1枚にまとめてあります。

 

○新たに興味をもったことを箇条書き

 →これがあると共通話題になります。例、魚のこと。種類だけでなく調理方法、呼び名などにも詳しいです。星占いや十二干支占いなど。

 

○体調のこと

 →起床時間、寝る時間。犬歯が抜けた。ひげが濃くなってきたので、髭剃りを教えた。食事量が増えていること、偏食に改善が見られて、カボチャの天ぷら、ワサビなどが食べられるようになった。

 

○言葉のこと

 →自分の知らない言葉を知りたがります。息子の分かる簡単な言葉で説明してやってください。ドラえもんの国語辞典を引く練習をしています。

 →言葉使いが悪くなって、人をからかったり、ワザと嫌がることをいうことがあります。不適切な言葉を使っていたら「人にはいいません」、「私は使って欲しくありません」と注意してください。

 

○気になる事、お願い

 →家事分担として、「夕飯後の食器を洗う」を息子の仕事にしました。 将来の仕事のことを考えて、「嫌でも必ず最後までやる」ように意識させていきます。

 →学校でも、最後までやる工夫としては、○○(息子)のわかるように伝え下さい。

 ①やる内容の具体例(言うだけでなく見本やお手本を視覚的に見せる)

 ②やって欲しいこと伝える(出来ないことでなく、息子のできることをやらせる)

 ③終わりを、はっきりさせる(○時○分まで、10個やったら終わり等)

 

以上、夏休みの息子の様子、家で取り組んでいることをあげて、出来る範囲でいいので、学校生活でも役立てて欲しいと締めくくってありました。

 

これは、冬休みも出しています。春休みは、来年度の担任の先生へという資料になっていました。小1から6年間続けていました。このように、始業式に、担任に資料で渡すことによって、新学期がより良いものになります。

 

また、連絡帳でなく、A4サイズの紙にすることで、他の支援級の先生、ヘルパーさん、交流級の先生にも渡すことができます。学校と家で、共通認識で息子に接することができるので、とてもいい支援ツールだと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日の朝のパンを買い忘れてしまったので、会社帰りの息子に「6枚切の食パンを買ってきてほしい」と、LINEを流したら、きちっと買ってきてくれました。コンビニで買ったそうです。いつもの銘柄です。

 

初めて、会社帰りに買い物を頼んだのですが、うまく買ってこれました。これから何か買い忘れたら、駅から、家の間のコンビニ、ドラックストアーで、息子に買い物が頼めます。よかったです。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村