LADです。今日は、養護学校へ各クラスごとに配ってもらうアルバムの注文票を届けにいってきました。いよいよ、卒業アルバム作りも終盤です。次は、「卒業を祝う会」です。卒業まで、あと3カ月あまり、進路はきまっていませんが、母は忙しくなります。
今年の春から、養護学校の小学部に入学するお子さんをお持ちのお母さんから、まだ言葉をほとんど話さないので、心配だという相談を受けました。カナータイプのお子さんだというおはなしでした。
確認したところ、まったくしゃべらないのでなく、「○○ちょーだい」という、要求の言葉は片言ですが、お話しするそうです。クレーン(相手の手を引きして欲しいことをさせる)の動作もあるようなので、理解力も高いと思われました。
今は、内言語(ないげんご)を育ててる状態のようでした。しゃべらないが、頭の中では、言葉の意味を理解して、周りをよく見ているお子さんなのだと思いました。
わが家の息子も、4歳まで、意味のある言葉を話ませんでした。ジャーゴンという、意味の分からない造語を話すので、「宇宙人語」や、「○○(息子の名前)語」だと、言っていたことを思い出しました。
なので、そのころしていたことを、思い出してアドバイスしました。
≪ポイント≫
○強制的に言葉を話すようにさせない。自発的な発言が出た時に、褒める
○物や動作に、名前があることを、意識付けする。「これは、まな板、野菜を切る包丁だね」とか、「お母さん、椅子に座るね」など、子どもの内言語が育つよう、手掛かりを見せる。
○間違った発音や語彙も、子どもに修正させるのでなく、正しい言葉を親が繰り返す。息子が大きくなってから聞いたら、本人は、正しく発音していたと思っていました。
例)子ども:「アズ」、親:×「バスでしょ、ちゃんといいなさい」、○「バスだね」と、子どもの違う言いかたを受け止め、訂正させない。
○言葉で言わないで、クレーン動作をするときに、その動作に言葉で説明をする。例) ジュースが飲みたくて、冷蔵庫に手を引いてクレーンで連れて行くとするなら、「ジュースが飲みたいんだね」といって、冷蔵庫前にいってから、「冷蔵庫から、オレンジジュース出すね」という
○家の中の物に、名前シールが貼ってあった時期がりました。「いす」「テーブル」「テレビ」等
こんな感じで、子どもに「言葉」の意識付けをしていきました。すぐに効果の出るものでは無いと思いますが、積み重ねが大事ですね。わが家の件ということで、お話しさせていただきました。
【今日のいいとこ探し】
作品展への出品は、終わったのですが、息子の制作意欲には、終わりがありません。今日も、もう次の制作にとりかっていました。
明日は、作品展に行き、説明に立つそうです。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。