息子の幼少期を知る心理士さんにあいました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、立冬というのに、暑いくらいで家の中で動くと汗をかいてしまいました。10月上旬の気温だそうです。

 

今日、福祉センターに行ったら、息子が診断を受けたばかりの時にお世話になった心理士さんに、お会いすることができました。

 

診断を受けたのが、3歳半検診の次の月でした。そこから、約1年お世話になりました。

 

今、息子は、高等部3年生で、企業就労の実習を受けているという話をしたら、息子の成長に、びっくりされていました。それはそうです。あの頃の息子は、本当に自閉症の典型で、育てにくい子でした。

 

≪3歳半の息子≫

 

○日本語を話していない、ジャ-ゴン(独自の言葉)だけだった。

○超多動で、目を離すと一瞬でいなくなる。

○感覚過敏があり、エアータオルのあるトイレに入れない。洋服は、綿素材だけ。

○オムツ外れしていない。特に大は、絶対紙おむつ。

○水に執着があり、外で水たまりや池などを見ると入ってしまう。

○偏食がひどくて、野菜は、フライドポテト以外ダメ。食べられるものが数えるほどしかなかった。

○椅子に座っていることができない。教室を飛び出してしまう。

○睡眠障害があり、寝付かせるのに2時間半かかっていました。

○おもちゃを一列に並べる、積み重ねる、タイヤを回すのが、大好きでした。

○パニックや自傷が激しく、目が離せなかったです。

 

振り返ってみると、このころの息子は、本当に育てにくい子でした。意思疎通が出来ませんし、体力があるので、寝ている時以外、目が離せませんでした。

 

15年たって、息子は、すごく成長しました。あの頃に戻れるのなら戻って、辛い気持ちで日々を送っていた自分に「焦らなくて大丈夫、子どもは必ず成長します」と言ってあげたいです。

 

心理士さんに会えて、よかったです。

 

【クスっと、コーナー】

 

娘の歯の矯正の関係で、我が家の夕食の「魚」率が上がっています。ぶり照りに、サバの味噌煮、ネギトロ丼に、金目の煮つけ。値段も高いし結構手間がかかるのですが、柔らかい物しか食べられない娘の為に仕方がありません。

 

しかし、お肉大好き、成長期の息子は、魚ばかりで飽きてしまったようで、このところ何回か「お肉食べたい」と、言われていました。

 

今日は、娘が歯医者の日で、矯正のワイヤーで引っ張られているのが痛くて、「うどん」しか食べられないと言ってきました。なので、息子のリクエストに応えて「かつ丼」作りました。

 

 

冷凍のカツに、玉ねぎと長ネギ&ほうれん草(冷凍)を麺つゆで煮ただけの簡単かつ丼でしたが、「これだよ、これ、肉!!このかつ丼が食べたかったんだよ」と、大喜びしてくれました。肉に飢えてたんですね。

 

 

追伸

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