子どもに合う学校探しのコツ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日打ったインフルエンザ予防接種の痕が、腫れました。毎年、3日間は、しょうがないと思うのですが、熱を持って結構辛いです。

 

珍しく、外出予定が無かったので、庭の手入れをしたり、冬服の入れ替えをしました。玄関横のプランター、元の植物に加えて菊の花とシクラメンをアクセントにいれてみました。うさぎの置き物が、なかなかいい感じです。

 

 

 

中学受験を考えている親御さんから、相談受けました。小学校で、なかなかお友だちとうまくいかず、このまま地域の中学校へ行くことに不安をおぼえたそうです。

 

ただ偏差値を考えると、志望校がなかなか決められず、困っているというのです。今まさに説明会や体験会のシーズンなのですが、塾の模試や講義があって、なかなかいけないとも言われていました。

 

このお母さんにしたアドバイスは、以下のものです。

 

≪子どもに合う学校探しのコツ≫

 

○子どもの希望すること、学校に求めるものは、何かの洗い出し、ピックアップ。 

 →子どもの希望は、共学?女子校?男子校?個性を尊重してくれる?特に力を入れている教科と子どもの興味のマッチング。例)英語、美術、科学に力を入れている等。あとは、進学重視かどうかは、三木分けないと、勉強の大変さが違います。

 

○親の希望、経済面の条件にあっているか。

 →親が行かせてもいいと思うところだけを見学、受験させる。中高一貫校か、大学の付属なのかも、将来の進路に関わってきます。

 →塾に行っている金額を、授業料に回せることを考慮に入れつつ、経済面でクリアーになるか、確認する。寄付金などがあるので、実際に説明会に行って、パンフレットに書いてある金額よりどのくらいかかるかを確認。

 →複数受験する場合、先に受かった学校に、入学金を払わないといけない場合もあるので、そのことも考慮して予算立てする。

 

○通学にかかる時間、金額を確認。

 →行きたい学校でも、通学が長いと負担になります。乗り換えの多さや混雑も考慮しましょう。電車に乗って、1時間と、電車を降りてから、20分歩く、1時間は、体力的に違います。また、私鉄だけでなく、JR線やバス経路があると、学割があっても交通費がかさみます。

 

○実際に学校説明会、体験会、文化祭に足を運ぶ。親も子も自分の目で見て体験することが、模試や講習より大事だと思います

 →説明会は、学費のことを含め、勉強や部活動の話がきけます。また、個別相談ブースがあるので、子どもの小学校の状況を説明して進学後、どう対応・支援してくれるか確認する。体験は、させると子どもにイメージがわきます。

 →文化祭は、勉強と違った学校の良さや個性が出るので、行くといいです。子どもも、楽しいと感じるのでお勧めです(特に、文化部は活動がわかります)。学校説明会が満員で参加できくなくても、文化祭会場に、必ず進路相談のできる個別ブースが用意されているので、活用するといいです。

 

○塾に、自分のうちの求めるものをはっきりと伝え、どこなら受験することが出来るかを、早めに出してもらう。

 →塾に、子どもの偏差値や学力を元に、受けられる学校を具体的に判断してもらい、その中から、子どもの希望、親の希望で、「本命」、「滑り止め」の受験校を決めていく。

 

○中学受験の場合は、全部だめでも、公立中学校に行けばいいので、最終的に4月からの進路は保証されているので焦らないでいいです。

 →公立の中学校に決まった場合は、すぐに市の教育委員会に「就学相談」を依頼して、入学後の支援の確認をする。事前に、コーディネーターの先生と面談をして、子どものサポートブックを出すといいですね。

 →私立中学校の結果が出るまで、公立の制服を注文できないので、近所の方などにリサイクルをしてもらうか、制服屋に、いつまでに頼めばいいか確認をしておくといいです。

 

以上の話を、相談しに来たお母さんにしました。お子さんの気持ちが、大事です。今の成績では難しい学校でも、本当に本人が入りたいと思ったら、これから頑張ると思います。

 

ここでも、本人のモチベーションが大事ですね。お子さんに合った学校が見つかって、楽しい学校生活が送れるといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子の就労移行支援事業所の実習も残すところ、あと3日です。お礼の電車の絵を描き始めました。

 

今日のグループディスカッションは、「普通と障害について」という、かなり難しいテーマだったようですが、自分なりに考えて、手を挙げて発言できたそうです。

 

内容が、息子の能力よりかなり高度ですが、がんばって参加しています。

 

追伸

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