妹から見た自閉症の兄について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の実習先で、企業説明会がありました。

 

周りの方が、色々積極的に質問するので、何か自分も質問をしなくちゃいけないと思った息子、「定休日は、いつですか」と「一番大変だったことを教えてください」と、聞けたそうです。実習もずいぶん慣れて来たようです。

 

娘が、高校の授業で、自閉症の兄の成長を発表したようです。中身については、見せてもらえていないのですが、その発表に対するクラスメイトの評価をまとめた表だけ見せてもらうことができました。

 

まず、クラスの発表に、自閉症という障害のある兄のことをもってきたことに驚きました。きっと、クラスが落ち着いていて、兄の障害のことをオープンに出来る環境があるのだと思います。安心しました。

 

クラスメイトの評価から推測すると、発表の内容は、こんな感じだと思います。

 

まず自閉症という発達障害について説明して、その後、兄との生活の大変さ、苦労話なども書きつつ、最後に「自閉症の兄だけれど、今では、数々の家事分担をしていて、今は、家事に貢献している。そんな兄が好きだ(もしくは、尊敬する)」と、しめくくったようです。

 

朝食を家族分作ってくれたエピソードが、「障害があっても、いろいろできて、やさしいお兄さんだね」という、評価につながっていました。娘の発表を聞いた、アスペルガーの診断を受けているクラスメイトが、「自分もいろいろやってみようと思った」と、書いてくれていました。なんだか、うれしいかったです。

 

障害があっても、兄は、兄として接するように、家族でしてきたことが、きちっと娘の中に育ったいたことが、うれしかったです。ほっこりさせてもらいました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

実習中に、息子の使っているメモ帳です。メモ書きをすることは、できるようになったのですが、せっかく書いたことの見直しや活用が出来ていないというのが、課題になっていました。

 

 

付箋メモを付けて、「SST」「パソコン」「コミュニケーション」などと、書く場所を分けて、あとから見直ししやすくしました。

 

うまく、使いこなせているのか、まだ「?」ですが、新しいことに挑戦して、がんばっていて偉いと思います。

 

 

追伸

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