LADです。今年も、ご近所のお庭で、黄色とピンクの色分けオシロイバナを見つけました。どうしてこうなるんでしょうか、不思議ですね。
ここからは、障害児の母としての葛藤の話です。
今日は、近所の公園で、秋祭りがありました。なぜが、手錠をのおもちゃをカバンに入れる息子に、「あれ?」と、思いました。
公園へ着くなり、「○○く~ん。お祭り来たの、一緒に行こうよ」息子の言われたら嫌なあだ名で呼ぶ声が聞こえました。小学校のころから、馬が合わず、苦手な子(△△君)と、ばったり会ってしまったのです。
その子の顔を見た途端に、カバンから手錠を出して、その子の手を掴み、かけようと息子がしたので、止めました。すると必死の形相で、「お母さんは、うるさい!!」と、怒鳴られてしまいました。ショックでした・・・・
手錠は、お巡りさんの持ち物で、悪い人(=犯罪者)を捕まえる象徴なのだと思います。よほど、その子との関わりで、嫌な思いをしたのだと思いますが、いきなり手を掴んで手錠はダメです。
「△△君が嫌でも、いきなり手錠はダメです。口で、一緒には、お祭りに行きたくないと言いましょう」と、説明しました。興奮した息子は、収まりません。
しかたないので、私の方で「△△君、今日は、○○(息子の名前)は、お母さんと2人でお祭りにいくから、一緒にいけないんだ。じゃあね。バイバイ」と、同道を断りました。△△君が離れて行って、息子は、やっと落ち着きました。
△△君は、人との関わりを誤学習している子で、しつこく付きまとい、相手の嫌がることを言い続けます。身長が大きく、腕を掴んだり、話す時の距離が近いので、かなりの威圧感をもっています。
人とかかわりたい、遊びたいと思っても、それをうまく言葉や態度に表せません。でも、人とかかわりたいし、自分に注目して欲しいので、相手の嫌がることを、ワザとしつこくやります。
話かけても話が続かず、無視されてしまうのですが、それが、どうしてなのか分からず、相手の嫌がることをして、相手が怒ったり、追いかけて反応してくれるのが、コミュニケーションだと勘違いしているのです。
小・中学校で、正しいことを学べなかった経緯を知っているのですが、困った誤学習をしてしまっています。息子は、△△君が、本当に苦手です。
息子は、「嫌なことから」は、「逃げる、その場から居なくなる」というトラブル回避をするのですが、逃げようと距離をおこうとしても、△△君は、しつこく追いかけて来るので、沢山嫌な思いをしたようです。
その記憶があり、去年も、お祭りで付きまとわれた経験があるので「△△君に、会ったら嫌だ」と思い、今回は、手錠を用意したようです。
息子の気持ちを考えると、今日の行動は、仕方ないとも思えるのですが、でも暴力や脅しで相手をコントロールするのは絶対ダメです。
合わない子、言動が許せない子とでも、スマートに、うまくやり取りできるようになるといいと思うのですが、それは親の勝手な理想な気がしてしまいました。
「息子が、辛い思いをする必要はないはず、相手の子が悪い」と、息子をかばう気持ちがあるのも、確かです。
でも相手の子も、発達障害の診断がでています。誤学習をしてしまう環境の中で、育った経緯もあります。
今日は、障害のある子の親としては、なんとも、複雑な気持ちになってしまいました。誰もが、小さい頃から、障害特性にあった支援が受けられる環境を作って欲しいと思いました。
【今日のいいとこ探し】
先月、ギガ(スマフォの通信量)の減りが早く、自分に割り当てられた容量を使い切りそうになった息子、お父さんに注意されました。
「Wi-Fi」の環境の無いところで、スマフォで動画を見ないようにと言われたのですが、自分のギガ残量がよくわからないようなので、娘が、ちょっと、かわいいですが、ギガ残量を確認するアプリを入れてくれました。
使い方を教わり、「これでチェックするから大丈夫」と、息子もうれしそうでした。
見えないものを注意するのは、難しいですが、数字や減っていくパンケーキ(娘のおすすめなので、ネズミがパンケーキを食べる棒グラフになっています)が、視覚支援でいいですね。
追伸
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