障害区分認定用の医師意見書を書いてもらいました。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、37度超えの猛暑日でした。息子の定期健診で行った病院の駐車場が屋外だったのですが、診察終わって帰ってきたら1時間半ほどで、暑くて車の温度計、計測不能のエラーになっていました ( ̄□ ̄;)

 

病院で、障害区分認定用の意見書を書いてもらいました。学校卒業後に使う福祉サービスの為に、必要です。就労継続B型や生活介護事業所に、通う場合も必要になります。

 

子どもに状況を聞くのでなく、親に聞いてくれたので、困り感や実際の状況と合ったものを書いてもらえたと思います。

 

電話予約の時に、事前に「区分認定用の書類を書いてほしいので、書類をもっていきます」と、お願いしてあったのに、診察室に入ったら、先生は、そのことを「聞いてなかった・・・・、時間かかるしどうしよう・・・」と、戸惑われていました。

 

でも、すぐ書いてくださると言って書いてくれましたが、かなり矢継ぎ早やな質問をされ、こちらも戸惑ってしまいました。心がまえをしていったほうがいいですね。

 

≪意見書の質問内容≫ 

 ※老人の区分認定と同じ項目で質問されるので、要らない質問、答えられない質問が多々ありました。

 

〇「.診断名」は、先生が書きます。「小児性自閉症」。自閉症でもなく、自閉症スペクトラムでもないことに、驚きです。「大人でも、こう書くとWHO(世界保健機構)できまっている」そうです。境界域なので、知的障害ありとは、書けないというので、「特記すべき事項」の方に、「療育手帳B2の判定有り」と記載してもらいました。

 

〇「身体の状況」、「行動・精神的状況」、「特別な医療」、「サービス利用」などについては、息子の場合当てはまらないので、記入はありませんでした。

 

〇「そのほかの特記すべき事項」、ここに自閉症の特性や、息子の状況を書いてもらいました。医師としては、区分認定の時は「こう書きます」というひな形があるようです。息子の場合は、軽めになってしまう気がしたのです、追加で何点か書き加えてもらいました。

 

〇「評価」は、全ての項目が5段階評価です。「精神症状評価」、「能力障害評価」の2つと、「生活障害評価」7つを聞かれました。

 

「生活障害評価」は、7つで、「食事」、「生活リズム」、「保清」、「金銭管理」、「服薬管理」、「対人関係」、「社会的な適応を妨げる行動」で、それぞれ子どもの状況を聞かれました。

 

例)食事 

 1.適量の食事を随時できる

 2..自主的にできない時は、施設からの提供を必要とする場合がある

 3..時に、助言や援助がなければ、偏食、過食、不規則なる

 4.いつも同じものを食べる等、強い助言が必要になる

 5.常に食事へ目を配る必要がある。問題の食行動あり、健康を害す

 

この中で、どこに、自分の家の子どもが該当するか聞かれました。

 

このような聞き取りをもとに「医師意見書」が書かれ、市町村の障害福祉課へ病院から、「意見書」が郵送されます。うちの市の場合、意見書代は、市が持ってくれたので助かりました。6千円かかるはずでした。

 

区分認定がどうなるかの結果は、3か月くらいかかるそうです。手続き色々大変ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夏休みに入って、絵を描くペースが上がっている息子。今日描いていた絵の女の子キャラが、涙を浮かべて「泣いて」いました。

 

 

見ずらいですが、右の二人です。息子に聞いたら「東北新幹線のラストランなので、悲しくて泣いてるんだよ」と、教えてくれました。

 

こんな感情のある絵を描けるようになっていたんですね。成長を感じました。

 

 

追伸

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