発達障害と犯罪 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温30度といっていましたが、そこまで上がりませんでした。

 

朝は、まだ、雨が残っていて、ご近所のお庭のノウゼンカズラが、綺麗な花を咲かせていました。上の方から、花が咲き始めるそうです。

 

 

新幹線の殺傷事件の犯人が、小さい頃に発達障害の診断を受けていたという話をききました。

 

センセーショナルなことを、引き起こした犯人が、診断を受けていた場合、「発達障害や自閉症だから、犯罪を起こす」と思われないか、心配です。アスペルガー症候群や発達障害に、マイナスなイメージがついてしまいます。

 

今日、習い事で一緒のお母さん達(といっても、私より年齢が上の方)に、そこのことを、話の成り行き上、説明することになりました。

 

≪発達障害と犯罪について≫

 

自閉症や発達障害の診断がでているから、必ずしも犯罪を犯すわけではなく、実際に、普通の人が犯罪を、起こす方が多いのです(発達障害と犯罪について書かれた本から)。犯罪の被害にあう確率の方が多いそうです。

 

ただ、自己中心的に、他の人には理解できないような独自ルールに従い、ショッキングな大きな事件を起こすので、発達障害は怖いと誤解を生んでしまうのです。

 

犯人は、過去に診断はでているが、療育を受けたり、きちっとカウンセリングを受けていません。自分の特性と向かい合い、直していく機会を与えられなかったのです。

 

きちっと療育を受けて、親も理解したうえで、子育てをしていれば、結果は違っていたと思います。

 

いつも叱られてばかり、一生懸命やってもみんなと同じにできない。家族からも理解されない、自己評価を下げて、自分に自信がなくなってしまい、自暴自棄になってしまったのだと思います。

 

ただ言えるのは、障害があっても無くても、「人を殺してはならない、人のものを盗んではいけない」、このルールは絶対の不文律です。

 

今回の犯人も、最初に必要なのは、障害特性に合わせた支援。その後、本人にわかるように罪状を説明して、きちっと罪を償ってもらうことになると思います。

 

以上の説明を聞いて、その場にいた方々は、私のこの考えに納得してくれました。よかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、いとこの子が遊びにくるのですが、電車好きで3歳です。その子の為に、リビングを片付け、妹にも、片付けを明日の朝までにするよう言ってくれました。

 

さらに、プラレールも貸してくれるそうです。すっかり、お兄ちゃんです。

 

 

追伸

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