「待つこと」を、覚えることの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、GW2日目でした。娘は、おばあちゃんの家へお泊りにいっています。主人と息子は「プラレール博」へ、朝から出かけてきました。

 

なので、久しぶりに、1人の休日でした。溜まっていた親の会の書類整理や四葉のクローバーの押し葉つくり、玄関横のプランター野菜に支柱を立てたり、忙しかったです。

 

夕飯は、昨日釣ってきたコノシロの酢漬けを、キュウリとワカメの酢の物にしました。あと、息子のリクエストで、ショートパスタのドリアを作りました。

 

 

プラレール博、入場制限がかかっていて、なんと4時間待ちだったそうです。でも、シンカリオンの情報をゲットしたい息子は、待って入るといったそうです。

 

時間つぶしに、ポケモンセンターに行ったり、スタバでお茶をしたそうです。母へのLINEもここで、送ってきました。

 

小さい頃の息子からは、考えられません。食事にいったお店が混んでいると、息子が待てないので、その店を諦めていました。

 

でも、「待つこと」を、覚えないとこれからの生活の幅が狭くなると思い、少しづづ練習しました。小学校へ上がった時に、45分授業を受けられるように様にするのを、目標にしました。

 

≪待つことを覚えるポイント≫

 

○1分でもいいから、待てたら褒める。それを、伸ばして2分待てるように、それをさらに伸ばして3分待てるようにしていきました。小学校、入学前には、15分間は、じっとして待てるようになりました。

 

○「待ってて偉いね」、「待てたね」など、「待つ」という、言葉を意識付ける

 

○どのくらい待てばいいのかの見通しを、分かる言葉で立ててあげる。

 

例えば、病院なら、受付で、息子の前にあと何人いるかを聞きます。その人数で「何番目に、息子の番だよ」と、具体的な数字で伝えます。診察が終わって出ていく人を数えて、その都度、息子に「あと何番目」と、伝えます。あとどのくらいで自分の番になるか見通しが立てば結構待てます。

 

○時間をつぶすグッズを用意する

 

小さい頃は、普段家で遊ばせないおもちゃ。外で待つときだけ遊べるおもちゃを用意していました。あとは、新しい本。大きくなってからは、携帯ゲーム。家では、時間制限ありますが、外では、時間制限しませんでした。今では、スマホですね。

 

○自分で「待つ」かどうかを選ばせる

 

親や先生が、「待ちなさい」と、押し付けるより、「待ちますか、待ちませんか」どうするか、本人に選択させることが、大事ですね。

 

以上を、十数年かけてやってきた結果が、今日の4時間待ちもOKに繋がりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

プラレール博へ行く途中で寄った、ポケモンセンターで、ケルディオを見つけた息子が写真を撮ってくれました。

 

 

「お母さんの大好きな馬、見つけたので送ります」と、コメント付きで、LINEで、写真が届きました。やさしい息子です。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村