養護学校のとてもわかりやすい指導について | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘と約束していた劇団四季の「ライオンキング」を観に行きました。中2の時から、「卒業お祝い」と、言われていたものだったので、とても楽しみにしていました。

 

 

演じる方の息吹が感じられる演出、舞台装置も大掛かりで迫力があり感動しました。娘も大興奮で、「おもしろかった。他の劇もみてみたい」といっていました。

 

帰りながら、親子で、いろいろ劇の中身や演出について話せるのがうれしいですね。

 

養護学校から、息子が、今年1年描いた絵や勉強に使った資料を持って帰ってきました。その中に、「また来年度使うので、戻してください」と言われた、「生活2」のファイルがありました。

 

中身は、進路指導で、実習先をどう決めるか、卒業した先輩からの体験談を聞いたり、実習先の面談の時の態度などが、図や説明つきで、穴埋め問題になっていて、とても理解しやすい資料が、入っていました。

 

さらに、性教育ということで、4回シリーズで、男女に分かれて勉強をしているときいていたのですが、それも、とても、丁寧でした。

 

自分の体の成長を書き、年代別の特徴を書き、その延長に大人の体はということで、性器や子どものできるしくみまでを、丁寧に説明してありました。

 

さらに、「人を好きになる気持ち」、「恋する気持ち」は、悪くないけど、しつこく会いに行ったり、メールを沢山送ったり、自分の気持ちの押し付けになるとうまくいかない(失恋するとか、ストーカーになってしまう等)具体的に、教えてくれていました。

 

「恋するきもちは、悪くない。当然の気持ち、だけど、相手がいいよ言わなければそれは、犯罪になる」という、読み物があり、それを踏まえて、こうすると迷惑防止条例に違反とか、傷害罪になるとか、こどもが、きちっと理解できるように、筋立てて説明がありました。

 

子どもたちの理解力にあわせた、すばらしい教材で、授業をしてくださった先生に感謝です。親では、ここまでできなかったと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

離任のお知らせの手紙をもらってきた息子。担任の先生も、移動になることがわかりました。進路の担当の先生も移動です。母がそのことをいうと、「うん、わかってる。○○先生も移動なんだ。寂しいなあ・・・」といっていました。

 

○○先生は、1年生の時に、補助に入ってくださった先生で、息子のことをとてもよく見てくださいました。その時のことを、覚えていたんですね。

 

別れを惜しめるって、すごいことだと思います。明日の修了式に、手紙を持って行ってもらおうと思います。

 

 

追伸

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