養護学校の高等部になると変わること | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間、暖かったですね。玄関横のプランターのクロッカスが花をさせました。紫のかわいい花です。

 

 

4月から、養護学校の高等部になる親御さんからの質問にいろいろ答えていました。

 

息子が通っている養護学校の場合ですが、地域の中学校や中等部と変わったことを、学校の内容と体の変化と合わせて挙げてみます。

 

○養護学校は、障害のある子だけになる

 →教員の理解や専門的な支援が望める一方、定型発達の子との接点が極端に減る。障害のある子だけになるので、脇役やお客さんでなく、主人公になれる。

 

○自立通学になる(通学バスが使えなくなる)

 →住んでいる県のルールの様ですが、どんなに重度でも、知的の子は、バスに乗れません。親御さんまたは、福祉の移動サービスを使うことになり、かなり大変です。

 

○3年後の就労や進路のことを、1年目から考えるようになる

 →職業実習や事業所見学(遠足や校外実習で行く)を、子どももしますし、親も事業所見学や就労に向けた講演などを聴きに行かされます

 

○体が大きくなり、体格が大人とかわらなくなります

 →力も強くなり、自立心もでてくるので、なかなか支援が大変です。女子の生理や男子の思春期の問題も、具体的になります。

 

○恋愛感情や性的衝動もでる

 →障害があっても、体は大人になるので、上記の気持ちや行動もあります。それに、どう向き合うか、学校でも取り組んでくれます。

 

○身辺自立について、丁寧にしどうしてくれる

 →将来的な自立を目指して、調理、洗濯、衛生管理、お金の仕組みなどを、実習、実践を含めて、丁寧に教えてくれます。

 

以上が、ざっとですが、養護学校の高等部になると、変わることです。息子が、進学した2年前に、気持ちや生活に大きな変化があったことを思い出しました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

去年までの医療費控除の申請は、病院や薬局でかかった費用の領収書を足せばよかったのですが、今年から、申告方法がかわりました。

 

名前と、それぞれかかった病院や薬局ごとの合計額が要ります。なので、それを、息子にExcelでパソコンに打ち込んでもらいました。

 

アルバイトということで、やってもらいましたが、約80件、間違えず打ちこめました。コピーの方法も、主人に教わりいい感じでした。

 

 

追伸

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