三つ編みを、息子に教える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘の高校受験の合格のお祝いに、宅配寿司をとりました。

 

実は、合格発表の日に、とるはずだったのですが、あの大雪で駄目だったのです、さらにその後、息子のインフルエンザで、今日まで伸びていました。改めて、娘の合格を家族でお祝いしました。

 

学校の作業班で、「三つ編みができません」と、指摘を受けたので、練習をしました。機織の際に、使うそうです。

 

 

息子に三つ編みがどうしてできないのかを聞きました。理由は、「どの紐と、どの紐を交差させるのかが、よくわからなくなってしまう・・・」というのです。

 

最初、母がお手本をでやってみせました。

 

太目の黒いクラフトロープ(写真手前)を使ったのですが、全部同じ色だと区別がつかないことがわかったので、3色違う紐にしました。

 

重ねる順番を色で指示しながらやると、三つ編みができました。あとは、1回1回、紐を締めながらやる方法を教えると、3回ほどで、上手にできるようになりました。

 

「これで、火曜日の作業の時間、○○先生に、褒められるね」と、言ったら、とてもうれしそうでした。

 

《自閉症の子に、初めてモノを教える手順》

 

0)こちらの声がけで、どこまで理解できるのか、手順書が必要かなど子どもの行動を観察・評価する

 →今の息子なら、声がけでOK

 

1)本人の困り感や、わからない点を、整理・確認する。

 →なぜ三つ編みができないか、聞き取りした

 

3)見本を見せたり、お手本でやって見せる(イメージを持たせる)

 →母が、三つ編みを実際にやって見せた。

 

4)本人にやってもらう。出来なかった理由を多角的に考える。

 →実際にやったら、どの紐を重ねていくのか、混乱している

 

5)仮説をもとに、対策を立て、再度やってもらう。素材や方法をかえたり、必要ならジグを用意する

 →ひもの色を、分かりやすいように3色にした

 

6)できるようになったことを褒める。定着するように練習する。

 →三つ編みを繰り返し練習をした。具体的に褒めた

 

※できるまで、これを繰り返す。あと、うまくいかなかったら、支援者が交代するのもいいかもしれません。

 

以上です。

 

【クスっと、コーナー】

 

独り語が大好きな息子。最近はまっているのは、「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐のマネ。

 

「あと、3分だけ待ってやる!!」という、有名なセリフがあるのですが、それをマネるだけでなく、こんなギャグもやってくれました。

 

「あと、3分間だけ、舞ってやる」と、いって、扇子を持つマネして踊っていました・・・ ( ̄_ ̄ i)

 

 

追伸

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