LADです。朝食は、昨日、おばあちゃんの家でもらった「マス寿司」でした。この時期、富山から、送ってくださる方がいるそうで、ご相伴にあずかりました。
子どもたちも大好きです。数年前から、止める竹製の棒、4本のうち、1本が、写真のように、定規になりました。遊び心ですね。
夜、娘と息子が大ゲンカしました。事の発端は、娘が風呂に入るので、見ているテレビを「録画しておいて欲しい」といったのに、録画していなかったいうものでした。
娘がいうには、風呂から出てくると、息子がテレビの録画していなかったうえに、逆切れして、娘のことを怒鳴り散らして、怒ったというのです。「私は、悪くないから、お兄ちゃんを叱ってくれ!」という、訴えでした。
これは、「兄妹間の意思の疎通がなっていない」、トラブルだと、ピンときました。
息子に確認したところ、やはり、わざと録画をしなかった訳でなかったのです。自閉症の子は、とくに息子は、いじわるや悪意をもって、人を陥れようとはしません。
ふざけていたずらしようとすることはありますが、いじめてやろう、陥れようという感覚は、持ち合わせていません。
息子曰く、娘がすぐに風呂に入らず、うろうろしていたので、テレビを見れていると思って、録画せずにいたら、知らないうちに、娘が風呂に入っていて、うっかり忘れてしまったのだそうです。
でも、娘が、烈火のごとく、「なんで録画しなかったのよ!!」と、怖い顔で怒鳴るので、自分も、腹が立って同じく、怒鳴り返したそうです。息子の行動は、鏡です。
ここで双方に、アドバイスをしました。兄妹ケンカ、なくなるといいのですが、なかなか難しそうです。
《 息子へ 》 ※兄
〇うっかり、忘れてしまった時は、相手に「ワザとでなかったです。うっかり忘れてしまいました。ごめんなさい」と、静かに謝って説明するようにいいました。
〇「ワザとでない。うっかり・・・」と、言葉で説明することで、相手の怒りは、収まります。うまく使ってくださいと、いいました。
〇大きな声で、怒鳴って、モノを投げたり、地団太を踏んで怒ると、相手は、息子を「怖い人」だと思って、離れていきます、嫌われますと、説明しました。
〇相手が、大きな声で、怖い声で怒っている時ほど、ゆっくり静かに話した方が、ケンカにならないと説明しました。大声で怒鳴ると、自分が「損をする」と、説明しました。
《 娘へ 》 ※妹
〇まず、「あなたは、悪くない」と、認める
〇お兄ちゃんは、わざと意地悪をしたのではないので、そんなに怖い顔で早口で怒らないようにと、説明。なぜなら、お兄ちゃんは、妹の怒っているマネ(対抗)をして、激しく怒っているだけだからです。
〇静かに、自分の「くやしかった。残念、がっかりした」と、いう気持ちを伝えましょう。
〇お兄ちゃんは、いじわるや悪意をもちません。勘違いや、そのことがうまく理解ができず、怒ったり、不機嫌になります。それが、お兄ちゃんの特性です。
〇今回のように、起こってしまったことは、怒っても、泣いても、どうにもならないなら、お母さんは、諦めるという話をしました。終わったことで、ケンカしても、嫌な気持ちになるだけです。相手を許すことは、自分も嫌な気持ちになりません。
〇今度から、どうして欲しいかを、静かに伝えるようにいいました。
まあ、思春期の兄妹ですから、ケンカがなくなるとは思いませんが、お互いを少しでも理解してくれたらと、思います。
【今日 昨日のいいとこ探し】
養護学校の機織作業班で作った小物入れと、巾着袋を、おじいちゃんと、おばあちゃんにプレゼントしていました。
私の父には、「おじいちゃんの、ゴルフに使ってください」といって、小さいポーチを。主人のお母さんには、巾着袋とポーチを見せて、「どちらがいいですか」と聞いて、機を織る大変さを説明して、渡していました。
自分の作ったものを、プレゼンしながら渡せると思わなかったです。成長ですね。
追伸
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