「電車好き」だからこそ、伸びたこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘の希望の高校の文化祭に行ってきました。ここに来年入学出来ていたらいいなあと思いました。

 

電車が好きな息子なんでも、電車つながりで話をしてきます。今日も、面白いエピソードがありました。

 

昨日、絵を描いて、11時過ぎまで夜更かししてしまった息子。今日も、10時半まで絵を描いていて、眠そうでした。

 

自分でも自覚があったようで、目が「テールライトだ」と言ってきました。瞼が下がって、半開きの目の状態を、いうそうです。

 

元気なら、お目めぱっちり、「ヘッドライト」だそうです。

 

眠くて完全に落ちて、目をつぶったら、ライトなしの「回送」だそうです。

 

全部が、電車つながりで、自分の状態を表しています。

 

他にも、電車つながりで、知識が広がったり、スキルがあがったことが沢山あります。いくつか挙げてみます。「電車好き」でなかったら、いろいろ学べていないと思います。

 

○絵を描く

 →電車の絵は、毎日、3枚は描いています。鉛筆描きから始まって、色鉛筆で色付け、今では、ボールペンで輪郭を描き、色も濃くはっきり塗れるようになりました。

 

○ひらがな・カタカナ・漢字を書く。

 →覚えるのは、駅名や電車の名前からで、それを紙に書きたいので、けっこう難しくても書ていました。

 

○漢字を駅名で覚える。

 →ただし、「御茶ノ水」とか独特の読みで、覚えるので、「御」は、「ご」でなく、「お」と、言っていました。

 

○お金の計算。

 →プラレールを買うために、いくらお小遣いをためればいいのか、何回お手伝いをすればいいか、計算していました。

 

○親でなく、自分で、スケジュールを立てる。

 →ガイヘルさんと行きたいところを、制限時間の中で、何線を使って、どう行くか、自分で考えて、ガイヘルさんに伝えています。

 

○パソコンのWord、ローマ字入力。

 →電車の物語を書きたいといって、お父さんに習いました

 

ただ、教えようと思っても、なかなか身につかないことも、大好きな電車をからめることで、モチベーションが高く、自分から進んで身につけることができました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

ガイヘルさんと出かけて、撮ってきた「ぬい鉄」写真です。

 

 

 

ぬいぐるみが生きているように、あちこちと連れ出して写真を撮ることを、「ぬい撮り」と、言うそうです。

 

それを、息子は、もじって、「ぬいぐるみ鉄道」略して、「ぬい鉄」にしたそうです。なかなかのネーミングセンスだと思います。

 

追伸

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