LADです。今日は、朝は、涼しかったですが、昼間は27度まであがったそうで、汗ばむくらいでした。線路際のススキが風になびいてきれいでした。
放課後デイサービスの企画で、去年就労した先輩お母さん達の話を聞くことができました。企業就労、B型、生活介護、専門学校と、様々な就労先のお話しが聞けました。
様々な質問に答えていただけました。実際に就労の時には、本当に苦労されたそうです。先輩の話を聞いておくことで、来年心構えができると思いました。
○福祉就労の場合、事業所(生活介護、A型、B型、就労移行支援)は、親が、見学や実習から、探して決めて、2年生の3月に学校へ申請。
学校が事業所へ就労希望を出して、OKなら実際実習に出て、そこで就労できるか、出来ないかは事業所が決めるそうです。返事は、3年の12月末にきます。空きがあっても、断られる場合があります。
○企業就労(特例子会社・障害者枠の一般就労)は、原則、親が具体的な会社名を挙げて希望を出せる訳ではなく、学校が、この子なら「この会社」という提案で、春、秋実習にいく。
親は、こういう職種がいいとか、子どもの特性がこうなので、こういうタイプの職場がいいなどの希望を2年生の3月に出す。3年の12月に、決まらなかったら、さらに企業実習に行くか、就労移行支援の事業所に入ることを考える。
○3年生の春、秋の校外実習で、進路が決まる。秋の実習の後の合否の返事は、すぐ来るようなのですが、養護学校の先生が伏せておくので、親がわかるのは、12月の末か、年明けだそうです。決まらなかったら、年明け3回目、4回目の実習になるそうです。
秋の実習後、先生が、「次の実習先を探す」よう言ってくるなら、ダメだったということ。先生が「結果を待っていてください」というなら、決まったということらしいです。
○どこにしたらいいか迷って時は、自分の家の条件を挙げてみて、絞り込んでいく。全部を満たすところは、なかなか無いが、目安になる。
例、自力通勤してほしいので、電車で1本で行けるところ。立ち仕事でなくて、エアコン完備、職種を具体的に、清掃等
○何処に決めるかは、意思表示できるお子さんなら、お子さんに選んでもらったほうがよい。そうでないと、後から「お母さんが言う通りにしたのに・・・」と、文句を言われて、仕事を辞めてしまうことがあるそうです。
○就労先は、合わなかったら辞めてしまっても仕方がないと思っていたほうがいい。なぜなら、入ってみないと、わからないこともあるからです。職員の方も、学校の先生と同じで、辞めてしまうこともあるので、入りたいと思った時と、入った時で環境がかわるからです。
○サポート校(高校)から、専門学校へ進路を決めて、AO入試で、受かった親御さんからのアドバイスです。受かった後に、子どもの支援シートを学校へ提出して、入学前に、子どもの特性について説明をして、支援をお願いしたそうです。
学校側も、障害があるのに、何も説明無しに、入ってこられると先生も、本人も困るので、事前に話しておいてもらえると、とても助かるそうです。その情報をもとに、色々支援ができるそうです。
○就労先が決まらないと、本当に、親は辛くて、追いつめられるそうです。子どもも、落ちたことはわかるので、落ち込むそうです。
なんで、断られたのかを、具体的に言ってもらえるわけでないので、困ってしまうそうです。本人の能力でなく、「手がかかるから、人手不足だから・・」という理由で断られたりするのだそうです。
以上、実際に就労した、お母さん達のお話でした。生の声なので、本当に参考になりました。このような機会を持たせてくれた放課後デイサービルに感謝です。
【今日のいいとこ探し】
実習の先に、お礼として渡す予定の絵を描き始めた息子。その台紙に使うそうで、母に、赤い画用紙を買ってきてほしいと頼んできました。
いままでは、描いた絵をそのまま渡していたのですが、台紙を付けようと思いついたようです。これも、成長ですね。
電車と紅葉の絵なので、台紙も赤なんだそうです。ちゃんと、色の調和を考えているんですね。
追伸
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