父の方が教え上手なわけ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雨がふったり、止んだり、天候不順でしたね。家のパソコンの調子が悪くて、主人は、その修理、私は親の会の名札作りと会計で、なんだかゆったりと、時間が流れていました。

 

というのも、息子は、10時前から夕方6時まで、放課後デイサービスだったのです。長い時間ですが、楽しく過ごせたようです。夏休みの放課後デーサービスは、ありがたいですね。

 

娘の宿題の件の続きです。はっきり言って、母は、お手上げだったので、主人(父)に、娘の指導をお願いしました。

 

まず主人は、残っている宿題の量を確認。それから、残りの日程のスケジュールを書き出しました。実質、勉強のできる日にちと、時間を書き出しました。

 

見れば、どのくらいの宿題が残っていて、どのくらいの時間勉強できるのかが、見てわかります。視覚化ですね。その資料と一緒に、娘と、宿題の計画を立てていました。

 

本人に、「この日は、何の宿題をする?何時間できる?」と、娘に決めさせていました。無理そうなところは、「本当にそんなにできる?」「前日、塾で観れなかった○○の録画を観る時間は?」と、聞きながらです。

 

娘は、自分で決めているので、素直に宿題の計画を立てています。

 

「これなら夏休み終るまでに、宿題終わる♪任意提出の修学旅行レポートも描こうかな・・」と、とても前向きです。

 

英語の旅行記の宿題も、「書くこと決まってるから、今日やらなくても、大丈夫、大丈夫・・」と、お気楽な娘に、「今日やらなきゃダメだ」と、はっきりと、やることを宣言。「やらない」という選択肢は持たせませんでした。

 

《良い○父の教え方》

 

○メリハリをつけて毅然とした態度をとる。譲らないところは、譲らない。泣き落としに負けない。

 

○スケジュールや全体量を明確化して、やらないといけないことを、はっきりと目に見えるようにして提示。

 

○自分で考えさせるところと、電子辞書などを使っていいところを、緩急をつける。時にギャクなどを挟んで、和やかにすすめる。

 

《ダメ×母の教え方》

 

○「勉強しなさい」「終わらなくて困るの自分でしょ・・」等、注意が先に出てしまい、意欲をそいでしまっていた。

 

○親が「こうすればいい」、「こうした方がよくなる」等を押し付けてしまっていた。字が汚く、詰め込んで書くので、いちいちそれを注意したり、コメント欄の半分以上は書くように言ってました。余計なアドバイスだったようです

 

○何かを言うとすぐ娘が反抗して文句を言ってくるので、それに過剰に反応してしまい、母の方が感情的になってしまっていました。

 

父の方が教え上手なのは、しょうがないですね。母は、毎日、顔を合わせているので、かえって出来ないところばかり目についてしまい、本人の特性や気持ちに寄り添えないので、ダメなんですね。反省です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日の1日実習のご褒美に、小田急線の通勤電車の本をあげました。古い電車や珍しい電車の写真が載っていました。

 

そこから、インスピレーションが湧いたのか、1日5ページのペースで電車と妖怪ウォッチのふぶき姫コラボの絵を描いています。

 

 

ボールペンと、色鉛筆のはっきりした色使い素敵な作品が増えてます。このサイズの絵が入るようにB4のクリアーファイル買って欲しいとリクエストがありました。制作意欲があふれているようです。

 

追伸

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