こだわりを仕事に変える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝は、思ったより涼しかったですね。天気が安定せず、昼過ぎに、雨に降られて洗濯物を濡らしてしまいました (>_<)

 

グリーンカーテンのゴーヤとキュウリがいい感じに伸びて、蔓を播き始めました。グリーンカーテンが、うまくかかるかドキドキしますね。

 

 

今、息子が、夕飯で使った食器を洗ってくれています。家の中の、息子の役割です。毎日、忘れずきちっとやってくれています。

 

他にも、休みの日のお風呂掃除や週に1回の1階と2階のトイレ掃除も息子の役割です。水回りのことは、一通りできます。

 

水回りのことが出来るということは、将来の仕事、清掃や食器洗い、リサイクルなど、職種の幅が広がりますので、息子には、小さい頃から丁寧に教えました。

 

小さい頃、息子は、水に対するこだわりが強くて、大変でした。

 

水たまりがあれば、泳いでしまうし、トイレの水を飲んでしまったり、水遊びを始めると終われませんでした。水風呂に、1時間入っている時もありました。前世は、カッパではないかと思っていました ( ´艸`)

 

息子と同じように水に対するこだわりの強い、小学校低学年のお子さんのお母さんから、相談を受けました。

 

水にこだわりがあるということは、水を嫌がらないという事です。水を使う家事へ、水の興味を移行することを提案しました。

 

例えば、一番ハードルが低いのが洗濯機です。洗濯ネットに入れて、洗剤を入れて回してもらいましょう。あとは、お風呂洗いや食器洗いなどです。

 

最初から全部は無理なので、親がやっているところを見せながら、出来るところをお手伝いしてもらいます。風呂の洗剤を流すところ、食器洗いのすすぎの部分などです。

 

うまく出来たら、いっぱい褒めましょう。「上手だね」、「お母さん、助かる~」と、褒めてあげることです。

 

最初は、仕上がりがいまいちでも、こちらの要求していることを、きちっとやってくれたことを評価することが、大事です。

 

自閉症の子の「こだわり」を、うまく利用して、家の中のお手伝いへ、さらに、仕事へ結びつけて行ければいいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

中間試験の真っただ中の妹が、残り勉で塾から、なかなか帰ってきません。

 

息子が、「おかしい、○○ちゃん、遅くない?」と、心配して、母に言ってきてくれました。「今日は、試験前なので、残って勉強してるから、遅いんだよ」と、言ったら安心していました。

 

妹の事を気に掛ける、やさしい息子です。

 

追伸

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