あらためて思う養護学校の良さ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝は、雨模様でしたが、ひときわ暖かい朝でしたね。午後からは、お天気も回復して、ご近所のオオシマサクラが満開でした。ソメイヨシノとは、違う白さがいいですね。

 

 

同じ中学から進学した新1年生のお母さんと、学校で会いお茶をしながら養護学校について色々話をしました。そのお母さんへの説明で、養護学校の良さについて話をしました。

 

《養護学校の良さについて》

 

1)教員に障害についての基本的な知識・理解がある。

 

2)少人数クラスに先生の数が多いので、目が行き届く。人手がある。1クラス8人に、先生が2人、補助の先生が1~2人付く。

 

3)卒業後の進路のについて、情報が多く、手厚い。企業や特例子会社や、事業所にパイプがある。

 

4)就労に向けた体力作りや、働く心構えなどを、基礎から丁寧に、毎日積み重ねてくれる。

 

5)スモールステップで、本人の能力や意欲にあった課題を設定してくれる。

 

6)将来の生活に必要なスキルを習得させてくれる。料理や衛生面の管理、服装身だしなみ、洗濯、掃除など。

 

7)生徒全員に障害があり、仲間外れや、いじりがない。自己評価を下げない環境がある。息子でも、発言したり、リーダーシップをとることができる。

 

8)本人の発言を受け止めて、きちんと話を聞いてくれる。それによって、人に話をきいてもらうことの心地よさを理解できるようになった。発言力がつき、人との会話のキャッチボールができるようになってきた。

 

個性に合わせた支援をしてくれるので、息子は、楽しく、のびのびと学校生活を満喫しています。養護学校の本校を選んでよかったです。

 

追伸 朝日新聞の朝刊の「いま子ども達は」という教育欄で、養護学校の高等部に通うお子さんを7回シリーズで特集することになりました。養護学校がどういうところか、みんなに知ってもらえたらいいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夕方、療育に行く時間を、母がすっかり忘れていたら、「お母さん、時間だよ」と教えてくれました。

 

朝も、息子が一番早起きなので、父と母が起きてこないと、「起きる時間ですよ」と、起こしてくれます。

 

多分、時間に一番正確なのが、息子です。頼りになります。

 

 

追伸

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