クラスメイトの気持ちを解説する | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりに1日雨でしたね。そんな中でも、東京は、桜の開花宣言がありました。

 

桜の花、大好きなので、楽しみです。息子も大好きなので、今年もきれいな桜をさがしに行こうと思います。

 

中2もあと、数日というところになって、またもやクラスで、浮いてしまっている娘。真面目すぎて、ふざけている子を注意したり、先生に言いつけたりするので、面白く思われていないようです。

 

今日も、学校の掃除の時間、ふざけている男子を注意してトラブルになったようです。「みんながいうことをきいてくれない」と、泣いて、訴えられました。

 

そこで、なぜそうなってしまうのか、それは、クラスメイトの気持ちをわかっていないから、「浮いてしまう」のだと、話をしました。彼らの気持ちを、娘に説明しました。

 

娘の言っていること、やっていることは、「正しい」と認めたうえで、中学2年生という年齢からすると、わざと先生に反抗したい、悪ぶってみせたい年頃で、それがかっこいいとか、出来ると思われる要素であることを説明しました。

 

また「暗黙のルール」や「場の雰囲気」といった、一番苦手な感覚のことも、詳しく説明をしました。昨日、親子で観に行った「ひるね姫」が、いい教材になりました。

 

ちょい悪を互いに認めることで、クラスのみんなは、連帯感をもっているのです。「大目に見る」、「お互いさま」の精神の話をしました。融通が利かないとダメなのです。

 

みんなで結束して、先生や学校のルールに反抗している中、それを注意する娘は、クラスメイトなのでなく、先生や学校側の人間とみられて、仲間に入れてもらえず、クラスで浮いているのだと説明しました。

 

このまま我慢せず自分が正しいと思って、学校側につき、独りぼっちでもいいと思うか(独りでいることも悪くないと、きちっと説明しました)

 

友達を作りたいので、ルール違反は大目に見て、自分の信念を曲げて我慢するか、どちらかの方法を考えて取るよう、アドバイスしました。

 

クラスメイトの気持の説明を聞いて、「え~ぜんぜん知らなかった」という娘が、中3になって、これから、どうしていくのか見守りたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

最近、息子の描く絵の色がはっきりしてきました。色鉛筆で描くのは、以前からですが、素敵な作品に仕上がりました。新しいロマンスカー「EXEα」だそうです。

 

 

 

追伸

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