LADです。今日は、就労継続B型の事業所見学に行ってきました。
母体が大きな事業所だったので、仕事の量も確保出来ていて、一人一人の特性やスキルによって、専用のジグをつくっていて、いい感じでした。
閑話休題 以下、長文です。
納得がいかないというか、悲しかったことがありました。昨日の職業能力開発センターの見学の時に乗った、バスの運転手さんのことです。
息子ではなかったのですが、降りる時に間違ったPASMOの使い方をした女性がいました。福祉パスを持っていたので、障害のある方です。
運転手さんに、福祉割引を申し出る前に、PASMOを、読み取り機にのせてしまったのです。
それに対して、運転手さんが「あんた何やってんだよ。先におくなよ。(邪魔だから)後ろにさがって、まってろ」と、大きな声で恫喝しました。
女性の方は、申し訳なさそうに、私たちを含め、20人ほどが下りるのを、運転席の後ろでじっとまっていましたが、きっとびっくりして、ドキドキしていたと思います。
怖くて、次回からバスに乗れなくなってしまったかもしれないと心配になりました。障害のある人は、繊細なので、PTSDやフラッシュバックを起こしてしまう方も多いのです。
息子も居たので、その場は、運転手さんに、もっとやさしくどうすればよかったのかを注意できなかったのですが、バス会社へ、今日、お願いしをしました。
障害のある子たちは、当たり前のことが、出来ません。おそらく、バスに一人で乗るために、その女性も沢山練習をしたと思います。
でも、失敗することもあります。そんな時に、やさしく正しい方法を教えることは、できないのでしょうか。
能力開発センターは、知的障害のある人のための訓練施設です。毎日、障害のある人を乗せていると、同じ間違いを繰り返すので、イライラさせられることも沢山あると思います。
親でさえ「なんで何回いってもできないの・・」と、イライラしてしまう子達なので、申し訳ないとも思います。
この運転手さんも、最初にバスに乗って「自由乗降区間で、能力開発センターで降りたい」とお願いした時は、普通の対応をされていました。
バスが遅れれば、苦情が来ると思います。時間厳守の為に、焦って怒鳴ってしまったのだとも思います。ですが、もう少しやさしい対応をして欲しかったです。
私たち親は、子どもより先に死んでしまいます。子ども達に、自立して欲しいと願っています。なので、社会に迷惑をかけていると分かっていながらも、子ども達を1人でバスにも、電車にも乗せます。
社会の皆さんに教えてもらいながら、学び、成長して、共に地域で生活できることを望んでいます。
バス会社には、老人や子どもの運賃の精算仕方は、バスにポスターで、告知されているので、障害者向けの清算の仕方も、掲示して欲しいこと。
運転手さんの障害者への接客態度についての教育、改善も合わせて、おこなってほしいとお願いしました。
これからは、ノーマライゼーションで、健常者も障害者も共に生きる世の中になっていくと思います。誰もが当たり前に、困ったときは、助けてもらえるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
おばあちゃんから、届いた荷物に入っていた新幹線の鉛筆削りの使い方が、最初はわからず、カスを机の上に散らかしていたのですが、正しい使いかたが、ひらめいたようで、ペットボトルと合体させました。
削った鉛筆削りのカスが、ペットボトルにたまっていきます。「お母さんも使う?」と、勧められました。こんな風に、中のゴミの量が見えるのも気に入ったようです。
追伸
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