「めんどくさい」を許さない育て方 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、溜っていた事務的なことを、終わらせました。後は、あさって持っていく、感謝メッセージの色紙作りとラッピングをすれば、やることは、ひと段落します。

 

今日は、勉強会へ出てきました。年度の最後なので、参加者の質問に先生が答える形式でした。

 

そこで出た話で、「めんどくさい」ばかり言って、何事にも積極的でなくやめてしまう養護学校高等部のお子さんの相談がでました。

 

「めんどくさい」は、子どもが良く使うフレーズですが、使わせては、いけない言葉だそうです。

 

「めんどくさい」と言えば、すべての事から逃れられると思い込んで使っているパターンが多いそうです。

 

学校生活なら、それで何とかなっても、仕事ではそうはいきません。仕事をやりたくないといえば、クビになってしまいます。社会参加の危機です。

 

早めに、「めんどくさい」という、フレーズを使わせない支援が必要だそうです。

 

食べたお皿を、子どもが「めんどくさい」と言って、片付けなかったら、親が「一緒に片付けよう」と言って、片付けさせる。やりたくないことでも、最後までやらせることが大事だそうです。

 

「めんどくさい」でやらないことを、放っておかない。「やらない得」を、させないことが重要です。

 

しゃべれる子でも、会話で言葉は使っているが、言葉が、モチベーションを支えるように使えていないのだそうです。

 

「めんどくさい」は、自分の意欲を下げる言葉です。それよりも、「最後までがんばるぞ」とか「やるぞ!」など、気持ちを奮い立たせる言葉を使えるようになる必要があるそうです。

 

親も、ついつい「めんどくさいから、あとにしよう」などと、「めんどくさい」という言葉を使うことがありますね。でも、親が使わないようにしないといけないそうです。

 

息子にも、小学生のころから、嫌なことでも途中で投げ出させないようにしてきたことが、間違っていなかったとわかってよかったです。

 

改めて、指摘されて、将来へ向けては、「めんどくさい」を許さない、言われたことを最後まで責任をもって、自分でやり遂げる忍耐が大事なことがわかりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

おばあちゃんの家で食べた「なます」が気に入った息子。家でも、何回かつくっていたのですが、今回は、「モズクも入れる」といって、オリジナル料理をつくってくれました。

 

 

見た目は、いまいちですが、味は、ただの「なます」より、まろやかで美味しかったです。

 

楽しんで、自分の食べたいものを作るっていいですね。

 

追伸

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